2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。「花の館
温室」の「亜熱帯温室」エリアにアカタコノキ(ビヨウタコノキ)という名の樹木が、植栽されてい
ました。 2011年11月18日に撮ったものも含めました。
アカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)タコノキ科 タコノキ属 Pandanus utilis
タコノキ科(Pandanaceae)のタコノキ属(Pandanus)は、アメリカ大陸を除く世界の熱帯に約650
種あるという。雌雄別株の低木または高木。多くのものは幹は直立し、よく分岐して茂り、多数の気根
をもつ。この幹の下半部から放射状に気根を延ばした姿がタコ(蛸)に似ていることが名前の由来とな
っている。葉はやや剣状で螺旋(らせん)状に配列し、葉縁および主脈に鋭い刺をもつものが多い。
「アカタコノキ/ビヨウタコノキ」と呼ばれる「Pandanus utilis」は、マダガスカル(アフリカ熱帯
雨林気候区)原産で、幹は高さ20mくらいになる。あまり枝を分岐せず、気根も少ない。葉は青緑色で
直立し、長さ30~90cm、幅5~8cm、縁や下面の主脈には鋭い刺がある。観賞用には3mぐらいのもの
がある。寒さには弱い。原産地では葉でバスケット、カバン、ムシロなどを作る。
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/05f1eb6dba76f2c08ce1cd819b421f40 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのアカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)2007年12月21日(金)]