2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。管理棟の
傍にある展示温室の高温エリアには、洋ランやアナナス類が沢山展示されているのですが、それらが展
示されている台の下に沢山植栽されているアジアンタム・ヒスピドゥルム(アラゲクジャク)いう名の
シダ(羊歯)植物が葉を茂らせていました。
羊歯植物 アジアンタム・ヒスピドゥルム ワラビ科 アジアンタム属 Adiantum hispidulum Swartz
属名Adiantumは、ギリシャ語のadiantos(湿っていない)により、葉が水をはじいて濡れないことに
由来する。主として熱帯アメリカに、幾つかが北アメリカの温帯およびアジア東部に約200種が分布し、
日本には8種が知られる。原産地:旧世界の熱帯。
特徴:根茎は短く這い、分岐する。羽片を鳥足状に広げ、小羽片は菱状長楕円形。ソーラスは葉縁の
脈上につき、縁は裏へ折り曲がって偽包膜となる。葉柄や葉軸上に硬い粗毛が密生する。
栽培:空中湿度が高い所を好み、半日陰で管理する。冬は8~10℃以上を保つ。繁殖は胞子または株分
けによる。[保育社発行「検索入門 観葉植物①」より