2018年1月20日(土)、一関市博物館(入間田亘夫・館長)主催の「国指定重要文化財・鉄五輪塔地輪と花泉の中世」[2018.1.20(土)~3.21(水・祝)]が始まりました。
一関市唯一の国指定重要文化財の鉄五輪塔地輪を初公開し、花泉地域に残された鎌倉時代の文化を紹介しています。
この日は、午後から、このテーマ展関連の講演会「中世磐井郡の祈りと信仰」[13:30~15:00、講師/畠山篤雄氏(一関市教育委員会文化財課文化財調査研究員)]も行われるというので、妻と観に行ってきました。講演会が始まる前30分ほどかけて観たので、講演も比較的良く理解することができました。(以下、このテーマ展の解説図録と講演者のスライドの画像を借りて紹介します。)
(上と下)この懸仏は鉄五輪塔内に安置されていた雷神神社の本尊とされ、、現在は花泉町の涌津八幡宮に保管されています。
(下2つ)午後から行われた講演会の講師/畠山篤雄氏(一関市教育委員会文化財課文化財調査研究員)
(上)鹿之畑(かのっばたけ)経壺:花泉町日形(ひかた)字中通の丘陵端部から発見された常滑窯の三筋壺。(一関市指定文化財、個人蔵)
(上)花泉町上北浦地内に所在する元応二年(1320)の紀年銘のある石塔婆。(一関市指定文化財、個人蔵)
(上)花泉町油島(ゆしま)字田郷多から出土したといわれる懸仏(御正体=みしょうたい)岩手県指定文化財、個人蔵