peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

エピデンドラム・セントラデニウム

2008年02月20日 | Weblog
花と泉の公園「ベゴニア館」のエピデンドラム・セントラデニウム
 2008年2月17日



2008年2月17日(日)、市民無料開放デーが行われていた
一関市花泉町老松にある花と泉に公園「ベゴニア館」に行
ってきました。
シンビジウムが沢山展示されている傍に「epi セントラ
デニューム」と書かれた名札を付けたラン(蘭)が花を
咲かせていました。



エピデンドラム・セントラデニウムラン科 エピデンドラム属
Epidendrum(「エピデンドルム」や「エピデンドロン」とも表記する)
エピデンドラム(Epidendrum)は、カトレア(ラン科)の近縁種で、春~夏にかけて花茎から
沢山の色鮮やかな小花を咲かせる中南米原産(メキシコ~ブラジル、パラグアイ、
西インド諸島などに分布)の非耐寒性常緑多年草で、約1000種もあるといわれる。
草丈は30cm~3mまである。葉は肉厚で、一列に互生してつき、多肉植物を思わせる。
花色は朱、黄、紫、白、桃など豊富。花径は1~2cm。開花期は2~8月(不定期)。
 エピデンドラムの「エピ(epi)」は、「上に」を、デンドラム(dendrum)は、「樹」を表す語から
作られた合成語で「樹上に着生する」ことを示すとのこと。

下記のWebサイトには、素晴らしいエピデンドラムの花の画像が掲載されています。http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-epidendrum_large.html
[株式会社 科学技術研究所(かぎけん)・花のページ:ラン科の花]

ベゴニアの雛壇

2008年02月20日 | Weblog
花と泉の公園「ベゴニア館」のベゴニアの雛壇
 2008年2月17日






2008年2月17日(日)、一関市花泉町老松にある花と泉の公園
「ベゴニア館」に行きました。シンビジウムが沢山展示されて
いる入口付近に「御所車」がありました。また、沢山のベゴニ
アが咲き乱れる大温室内には、ベゴニアをお雛様に見立てた雛
飾りもありました。お内裏様は赤と黄色の八重咲き大輪の球根
ベゴニア(Begonia Tuberhybrida Hybrids.)です。












マスデバリア・ウインターブラッシュ

2008年02月19日 | Weblog
花と泉の公園「ベゴニア館」のマスデバリア・ウインターブラッシュ
 2008年2月17日




2008年2月17日(日)、”市民無料開放デー”が行われていた一関市
花泉町老松にある花と泉の公園「ベゴニア館」で、多くのシンビジウ
ムに混じって「マスデバリア・ウインターブラッシュ」という名の蘭
が花を咲かせていました。




マスデバリア・ウインターブラッシュ/
ラン科 マスデバリア属
Masdevallia Winter Blush(M.Angel Frost×M.chaparensis)
「マスデバリア」は、メキシコから中央アメリカ、ブラジルにかけて
400を越える種類が分布し、そのほとんどがエクアドルとペルーに見ら
れる小型のラン。
多湿で冷涼な雨林および雲に被われた高地に生育するが、ふつうは樹
上に着生するか半陸生である。海抜1800~3000mにあり、気温が4~20
℃の範囲に対応している。
「マスデバリア属」は、3個の萼片だけが発達し、花弁や唇弁が目に見
えないほどに小さく退化し、萼片の基部が合成して筒状になり、多くは
萼片の先が急に細まって尾状になる特異な形をしている。朱赤、深紅、
鮮黄色など高山特有の鮮やかな色彩の花が多いとのこと。

名前は、スペインの植物学者、j.マスデバルにちなむとのこと。2000年
と2006年の世界らん展で日本大賞に輝いた受賞花。

球根ベゴニア・ハンギングタイプ

2008年02月18日 | Weblog
花と泉の公園「ベゴニア館」の
球根ベゴニア・ハンギングタイプ 2008年2月17日








2008年2月17日(日)、一関市花泉町老松字下宮沢159-1にある
花と泉の公園「ベゴニア館」が、前日の16日(土)と2日間”市民
無料開放デー”を行っていたので、見に行ってきました。(入園料
は一般大人・800円)



このベゴニア館のメインは「球根ベゴニア・ハンギングタイプ」
と呼ばれるもので、大温室空間の大部分を占めていました。
受付でいただいたパンフレットには、「ベゴニアは南米アンデス
の熱帯高地の原産ですが、交配によって多くの園芸品種が開発さ
れています。
小型多花のエラティオール・ベゴニアが一般的ですが、大型花の
球根ベゴニア、茎が長く直立する木立性ベゴニアや観葉のレックス
・ベゴニアなど、館内では350種のベゴニアが年中見頃を保たれて
います。」と書かれていました。



球根ベゴニア・ハンギングタイプ
ベゴニア(シュウカイドウ)科 ベゴニア(シュウカイドウ)属

椿「羽衣(はごろも)」

2008年02月18日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)「羽衣(はごろも)」
 2008年1月17日




2008年1月17日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の
椿館・碁石」の大温室内で、「羽衣(はごろも)」という名の
椿が淡桃色の花を咲かせていました。
名札には「羽衣(はごろも)花期:3~4月、花色:淡桃色、花
形:八重蓮華咲き、産地:東京・埼玉」と書かれていました。






椿「羽衣(はごろも)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 'Hagoromo'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)
には、下記の通り記載されています。
 羽衣(はごろも)Hagoromo 江戸 [花]淡桃地で弁の基部はもっと淡い色
となる八重、蓮華咲き、筒しべ、中~大輪、3~4月咲き。[葉]楕円~長楕
円、中形。[樹]横張り性。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。