2015年5月30日(土)、今年数え年77歳になった私の「喜寿のお祝い」だといって、娘たち2人が、国指定名勝・旧古河庭園(東京都北区西ケ原1-27-39)に連れて行ってくれました。老妻と共にありがたく見せてもらいました。
この旧古河庭園(きゅう・ふるかわていえん)は、テラス式の洋風庭園に植えられたバラ(薔薇)が有名で、春と秋に見事な大輪の花を咲かせ、洋館の風情と相まって異国情緒を満喫させてくれるようです。この日は、早咲きのものが切り取られてしまって、半分ほどしか花をつけていませんでしたが、それでも沢山の花を咲かせていました。
それらの中に「イングリッド・バーグマン Ingrid Bergman」という名のバラ(薔薇)が、緋赤色の花を咲かせていました。
バラ(薔薇)イングリッド・バーグマン バラ科 バラ属 Rosa 'Poulman'(Ingrid Bergman)
HT(ハイブリッド・ティー)。四季咲き、花径:13㎝、樹高×葉張り:1.2×1.0m、作出年:1984年、作出者:Poulesen、作出国:デンマーク、交配親:Precious Platinum×実生。
緋赤色の半剣弁高芯咲き。弁質がよく、雨に打たれても花形がくずれない。微香。耐病性、耐寒性がある。樹形は半横張り性でまとまりよく育つ。枝は赤みを帯び、葉は大きめの照り葉。夏に下葉が落葉しやすい。緋赤系品種の中では最高クラスの完成度をもつ。世界バラ会連合「バラの栄誉の殿堂」入り品種。ハリウッドで活躍したスウェーデン出身の往年の女優を湛えて名付けられた。[NHK出版発行「別冊趣味の園芸・バラ大百科」より]