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WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸の島々1

2006-05-06 | 光と風と旅
GWは、瀬戸の島々を巡り、たくさんの出会いと発見がありました。写真でお届けいたします。


5/2 出発。曇りところどころ雨と風。今治までいって、安くて美味しい魚を食べたら帰ってくるつもり。ところが、今治に着いたらだんだん晴れてきたので、欲が出てきて、しまなみ海道へ突入。大島→大三島へ

橋の途中ですっかり晴れ渡りました。
さらにフェリーで生口島→岩城島へ。
このフェリーにのる車は3台。

瀬戸の陽射しを浴びて浮かぶ島の灯台。



私は小5~中1の約2年を「庵治」という小さな漁村で過ごしました。
そのときの思い出が、封印が解けたように鮮やかに蘇ります。
民宿の窓から見下ろす漁港は、あの頃の私の傍にいつもあった風景そのものなのでした。



当時住んでいた小屋のような家の真向かいは、鮮魚料理の旅館の調理場。大きな生け簀があって、その日漁で採れた海の幸が木箱に並べられて、近所の人たちが買いに来ます。私は、笊いっぱいのワタリガニを、おやつに茹でて貰って、爪の先まで食べ尽くすのが得意でした。

民宿「よし正」の生け簀と、本日の収穫

鯛、カンパチ、ウニ、イカのお造り/メバルの煮付け/コチの唐揚げ/焼き貝柱&エビ/サザエの壷焼き/蒸したカニ/鯛そーめん …〆は海の幸の出汁たっぷりの釜飯(あまりにもウマくて、画像撮りそびれまくりました)


5/3 岩城島をあとにして、ふたたびフェリーで生口島へ。


平山郁夫美術館。自分への旅の入り口。
別途記事にします。

シトラスパークに泳ぐ鯉のぼり
たくさんのシトラスに囲まれて散策。しまなみ海道開通当時は大勢の観光客で賑わっていたようですが、斜陽の一途… どんなかたちで残していけばいいんだろう。



このあと、大三島の温泉「マーレ・グラッシア大三島」にいきました。
瀬戸内海を見渡せる展望露天風呂が最高でした…



無計画の旅から帰ってきました。自分の中に放置してあった荒れ地を耕すきっかけを貰って帰ってきました。

   
            -つづく-
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瀬戸の島々2

2006-05-06 | 光と風と旅
5/4 オリーブの島、小豆島へ。

フェリーは、ぎゅうぎゅう詰め。僅かの隙間に最後の1台を載せるために、数人がかりで隣の車を持ち上げて脇へ寄せる様子には驚きました。


小豆島には、確か、子供の頃、遠足で1度、海水浴で2、3度行ったきり。
もう何も覚えていません。


寒霞渓(かんかけい)


         新緑が吸い込まれるような美しい緑でした。
         「もののけ姫」の森のよう…


昼食は、手のベ素麺の製麺所の軒先きで。


小豆島の産物は、オリーブ、素麺、それにお醤油。
品質を保ち、島民の声にすぐに反応できるようにと、島の外では販売していないという「金両のだし醤油」


帰りのフェリーのデッキでは、日が暮れていく瀬戸の海の色を眺め続けました。
すっかり暗くなった頃、高松の港の美しい夜景が見えました。

東京に行く前の、高校時代、私は、受験のレッスンの為に、1日がかりで高松~大阪間を往復していました。暗くなった瀬戸内海から見る故郷の港は、寂しく、愛おしく感じたものでした。
今は、港にビルが立ち並んで、賑やかで、都会的。


赤灯台。高松港のシンボルとか。灯台全体が赤いガラスのブロックでできていて、全体が赤く光ります。とってもきれいです。



これが、私の新しい故郷高松…




おまけ
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