昨日の続き
お目当ての「シルビアシジミ」は、結局、怪しいのが
一頭いただけ。
その一頭も、裏を確認している間に逃げられてしまっ
た。
とりあえず撮影、というのをもっと徹底しないといけ
ない。
結論としては、この場所は、ブログの写真とは違うと
いうことだ。
こうなったら、もう一度検討作業をせねばなるまい。
現場を後にして、昼飯を食べることにする。
初めてということもあるだろうが、甲府盆地の道路は
判りにくい。
郊外には、新しい道路が増殖し、旧道は曲がりくねっ
てるしで、地図がなかったらお手上げである。
事前にいくつか候補を考えていて、その中の一つ「山
梨医科大」近くの「フランス家庭料理」を出す店に行
くことにした。
店には、まあ、わりにすんなり到着した。
小さな店で、フランス人の女性が切り盛りしている。
ランチの魚(ブリ)コースを頼む。
カボチャのスープに、ブリのポワレ、それにココナッ
ツのケーキ、コーヒーという内容だ。
スープは、しっかりしたフォンを感じさせる、普通に
美味しいものだった(ちょっと意外)。
ブリは、これぞ確かに家庭料理という感じの、ソース
は簡単なツブマスタードを使ったもの、付けあわせは
ジャガイモ、それとキャベツをくたくたに煮たもので、
ファミリーレストランではあり得ない、フランス的な
ものだった(味については、特にない)。
個人的には、もっと郷土色(フランスの)を出してほ
しいのだが、そんなものを出しても受けるわけがない
ので、この希望は単なる夢想の類である
それより、どういう経緯で甲府辺りで店をやるように
なったのか、そっちのほうが気になる。
店を後にして、後は甲州街道に出て下るだけだ。
適当に、街道方向に向かう。
予定通りに合流し、後は、いつもの道をひたすら走る。
韮崎を過ぎた辺りに、見るたびに気になっていた、街
道沿いの小さな公園がある。
何故かというと、そこに立っているパラソル上の固定
された傘が、「クリスト」のアンブレラに見えてしょ
うがないのだ。
いつか写真に撮ろうと思っていて、中々チャンスがな
かったのだが、正にチャンス到来である。
というか、家を出る時から撮ろうと思っていたのだ。
で、その写真が本日の画像。
「at random」の配置がいいのだが、写真で見るとそ
れ程でもないところが、この手の宿命だ。