ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

BIOTOPE「ヤゴ」

2008年09月22日 | 生き物 自然


このところの雨降りで、「滝壺ビオトープ」は水が満
杯。
基本的に、雨水のみが水源なので、雨が降り続くと自
ずと満杯状態になるのだ。
となると、表面積も広がり、「ヒメダカ」にとっては
ますます住みやすい状態となる。
十匹の内一匹は死んで、残り九匹なのだが、散らばっ
ているので今現在の正確な数は確認できない。
心なしか少なくなっているような気がするが、そうだ
としたら「ヤゴ」の餌になったのだと思う。

その「ヤゴ」だが、この前はっきりと違う形のものを
確認した。
一見しただけでは、全く区別が付かないのが「ヤゴ」
だが、それは大きさも1.5センチほどあり、水面でご
そごそしていたのでよく観察することが出来たのだ。
見るからに違っていた。
思わず「ミズグモ」と間違えたくらいの、他の「ヤゴ」
との形状の違いは明らかだった。
だから、割り箸の先で突っつきたいという欲望を抑え
ることは出来なかった。
で、突っつくと、水の底に沈んだ(当たり前か)。
推定、「タカネトンボ」の「ヤゴ」だ。

現在の住人を全て把握するのは不可能だが、どうして
も何がいるのか知りたくなる。
絨毯状のアオミドロの下には、一体何が隠れているだ
ろうか。
「ツブゲンゴロウ」は元気にしているだろうか。
このところ、呼吸で水面に上がってくる姿も見られな
いが、今度こそ「ヤゴ」の餌になってしまったのか、
非常に気になるところだが、ここはやりたい気持ちを
ぐっと押さえるところだ。
踏ん張りどころ、である。
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