「鹿島アントラーズ対アデレード.ユナイテッド」を見
るが、「鹿島」がなかなかチャンスに決められない。
相手の拙攻にも助けられ、前半は0-0。
しかし、全体では負けそうな雰囲気である。
よって、後半戦はパス。
結果は0-1の負けだった。
0-0でも鹿島の負けだったから、すっきりした負け
で、まあしょうがないというところである(昨日の出
来だったら順当か)。
他の「浦和レッズ」「ガンバ大阪」は勝ったようだが、
チーム力を考えれば、これも順当であると思う。
スノッブなM氏が、ピンクフロイドの「狂気」を持っ
てないかと聞くので、レコードしかないと言って、何
故と問い直すと、メンバーの一人がが先ごろ死亡して、
何だか聴きたくなっていまったということであった。
それで、T君なら持っているはずだということになっ
て、聞いてみると、「ベスト盤」しかないということ
であった。
結局、それがM氏に渡り、その後こちらに戻ってきた。
ついでなのでその「ベスト盤」を聴くことにする。
基本的に「ベスト盤」というのは買ったことがないし、
そういう聴き方は好きではない。
特にそのレコードが「トータルアルバム」ということ
であれ、コンセプトからすると、「ベスト盤」という
のは噴飯物ですらある。
良いとこばかり集めた(要するに一般受けするもの)
この手の「ベスト盤」というのは、どうしても散漫な
印象になる。
単に懐かしむのならそれでいいのかもしれないが、ど
うもね、と個人的には思う。
そうやって考えると、今回のM氏は、単に懐かしむだ
けなのだから、目的に合った選択なのかもしれない。
ということは、「ベスト盤」がベストだったのだ。
で、聴いてみると、本来この後に来る曲はあれだ、と
いう、全体を通して覚えているこちらのリズムが、そ
の都度崩され、どうも乗りきれない。
しかも、「WISH YOU WERE HERE」の後の、あまり好
きではない曲も当然入っているしで、まあこんなもの
かという印象である。
それにしても、T君は何故これを買ったのか。
「THE DARK SIDE OF THE MOON」はやはりレコー
ドで持っているらしいので、飽くまでもお試しCDと
して買ったのだろうか。
それか、ジャケットの絵に惹かれたかのどちらかだ。