「浦和レッズ対大分トリニータ」の試合を見ようと、
録画ビデオを再生すると、全然違う番組で、試合の始
まる気配など微塵もない。
アジアの貧困を取り上げた番組のようで、どうも時間
を2時間間違えたようだ。
「やっちまったなあ」という状況だ。
しかしこれは、過去幾度となく経験したこと。
よくあることである。
折角だから、後で見ることにする。
「滝壺ビオトープ」の新顔「ヒメダカ」は、一匹元々
弱っていたのかもしれないが死んでいた。
他の9匹は、まだヤゴに食べられることもなく、手当
たり次第に何かを突っついている。
それにしても、初日、今にもヤゴが飛びつきそうだっ
たのだが(実際何度かアタックしていた)、結局空振
りに終わったということなのか。
「ヒメダカ」が俊敏なのか「ヤゴ」がとろいのか、い
ずれにしろ、静かな闘いはこうして日常化していくの
だろう。
今日観察したところ、三四ミリの新たな「ヤゴ」が数
匹確認できた。
静かな闘いは外見上だけのことで、実際は激化の一途
なのかもしれない。
スノッブなM氏が、オリンピックの話を持ち出した。
そこで、確か「ヨット」で実力のある選手がいたが、
結局どうなったのかという話になった。
全く駄目だったらしいが、柔道のように負けたら終わ
りという競技でもないだろうし、そんなに駄目になる
ものだろうかという話になった。
が、如何せん競技方法を知らないので、そこから先に
話は進まない。
客観的に見て、メダル予想などすれば候補ではあった
のだがということで話は何とか落ち着いた。
競輪の話にもなって、よく銅を取ったものだと、二人
とも意外な結果と感じていたようだ。
「伏見」が競輪で勝てないのは、予想通り。
これも同じ見方であったが、どうも興味がマイナー競
技に向かう。
それにしても、珍しく、意見の一致を見るM氏と私で
ある。
全体では、メダル数など順当で、柔道などはむしろ健
闘したほうではないかというところも同じであった。
違いは、M氏はオリンピックが本当に好きだが、私は
そうでないということだけだ(大きな違いだが)。
後もう一つ、間違いなく期待はずれであった(個人的
には期待も何もないが)唯一の競技は「野球」である、
というのも一致。
ここにも、M氏は野球が好きだが私は嫌いという違い
があるが。
しかし、正直なところ負けてくれてよかった。
下手に金メダルなど取れば、更に調子に乗るのは目に
見えていたから。
日本の野球というのは、ローカルな世界で楽しんでい
たほうが自身の為でもある。
下手に相対化すると、駄目さも顕在化するから。
勿論ここは、M氏とは不一致である。