ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

オセン米

2008年09月08日 | 生き物 自然


「汚染米」といわれると、新しいタイプの「無洗米」で
も発売されたのかと思った。
儲けている会社というのは、基本的にズルをしている
会社であるので、叩けば埃は出てくる。
自然に埃が落ち着くのを待っている、息を潜めた人達
の姿が見える。

ところで「鯉の池の部分ビオトープ」(300平方セン
チの)だが、そこは、三十年もの間に付いた5センチ
ほどの藻が、まるでジャイアントケルプ(ラッコが生
息しているところにある海草)のように森を形成して
いて、水生昆虫の住処にはうってつけの環境だ。
鯉の吸引力にも対抗できるくらいに、しっかりと壁の
コンクリートに付着している。
だから、いろんな昆虫が住み着くことは予想が出来た。
前回、4種ほどの「カゲロウ」だか「カワゲラ」の幼
虫を確認したのだが、数がどのくらいいるかは見当が
付かなかった。
そこで、じっくり観察することにした。
一見、その藻の森しか見えないのだが、割り箸で掻き
分けると、いるはいるは、何だか数ミリの虫が一杯い
る。
よく、カゲロウの大量発生というのがあるが(大発生
して橋などに群がって前が見えなくなるくらいの)、
この30平方センチの「部分ビオトープ」を見ただけ
でそのメカニズムが理解できた。
繁殖力の強さは折り紙つきなのだろう。
「滝壺ビオトープ」に入れれば、多分「ヤゴ」が大喜
びだと思うが、基本コンセプトは自然のままなので、
やりたい気持ちをぐっと抑え、ここは我慢我慢。
しかし、いずれやっちゃうかな。

本家の「滝壺ビオトープ」は、土の土手部分を補修す
るため、田圃の土をちょっと貰う。
雨で、どうしても崩れる部分が出るので、より強固に
しようと思うと、細かい田圃の土でしっかりとした土
壁のようにする必要があるのだ。
これで、5回目の田圃訪問だ。
すでに水を引いた田圃には、かつての「ツブゲンゴロウ」
の姿は当然のことない。
こういう時、彼らは一体どこに消えたのか、非常に気
になる。
まあしかし、この田圃のオーナーには感謝である(一
回も会ったことないが)。
まさか、こんなところにこのような「勝手にファン」
がいるとは思ってもいないだろう。
来年も、農薬無し(低農薬)でお願いします。
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