「ガンバ大阪対アルカラマ」の試合を見る。
「アルカラマ」とぴうのは、「シリア」のチームで、中
東では強豪ということらしい。
この試合、何と言っても注目はゴールキーパー。
何が凄いかというと、その眉毛。
きれいに一直線に繋がっているのだ。
あれだけ見事な眉毛は、絶対日本人にはいない。
一見の価値ありだ。
試合は、概ねガンバ優勢で進み、結果も2-1で勝利。
今回、改めて「遠藤」に注目してみた。
それまでの印象というと、良いのか悪いのか今ひとつ
ぱっとしない(顔の印象が影響しているのだが)とい
うものだったのだが、どうやら好き嫌いに関係なく、
欠かせない選手であることは間違いないようである。
相手のリズムを狂わす、独特なリズムを持っていて、
時に決定的なパスを出す。
日本代表に呼ばれるのも、それなりの実力があるとい
うことであったのだ。
個人的には、シュートを打つべきところでパスという
思い切りの悪さが、強く印象に残って、今ひとつの評
価に繋がった。
それにしても「シリア」くんだりまで応援に行くファン
というのも凄い。
珍しいので、テレビ中継も、始めは関係ない多分政府
筋の「vip」を映していたのだが、次第にそのファン
の応援風景を映すようになった。
傍目からすると「よくやるよ」なのだが、彼らは楽し
くてしょうがないのだろう(選手にとっては、ありが
たいの一言)。
「ガンバ」がなければ「シリア」もない。
好きなものによって、新たな体験をするというのは、
少なくとも世界が広がるということにおいては有効で
あるということだ。
その前の日には「浦和レッズ対アルカディシア」も見
たが、こちらはクウェートのチームで、試合も2-3
で負け。
浦和だから応援団もガンバより更に多く賑やかだった。
しかし、シリアのゴールキーパーのような注目すべき
選手は、残念ながらいなかった。
試合も、セットプレーでほぼ三点入れられるという、
押されてというものではなく、負けた気がしなかった。
ホームでは勝つべき相手だろう。
あと、「シリア」の首都は「ダマスカス」であるが、こ
の名前昔から知っていて、何か特別なことがあったの
かと思い調べてみると、「ダマスカス鋼」というので
有名らしい。
しかし、それだけで覚えているわけもなし、謎は深ま
るばかりである。