紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

昨日は忘年会

2024-12-08 11:31:53 | 19.友人との時間

昔子どもが保育園に通っていたころの父母仲間の忘年会があった。

最後に忘年会があったのは、2019年。その後コロナでそういう飲み会はできなくなり、昨日ようやく集まった。

今までは、ただただ楽しく飲んでいたけれど、忘年会の直前、大殿と呼んでいた父の一人が、今年の夏に亡くなったことがわかった。

子どもたちを連れてのキャンプや、卒園旅行、小学生になってからも旅行、キャンプと年に1度くらいは、みんなで集まった。

その中心で、いつも和やかに笑顔を振りまいていたのが大殿だった。

当時は20代から40代の親まで、だれとでも自由に、自然に交流できる人だった。

途中で、群馬に転居したけれど、みんなとの集まりには調布にでてきて、大好きな日本酒を飲んでいた。

子どもらが小学生のころには、群馬まで泊まりがけでスキーにいったこともある。

あとからあとから思い出すことがあって、どれほど濃い付き合いをしたのかと思う。

個人的には10年前三宅島に移住する前、夫とガイドさんと、テレマークスキーで尾瀬の至仏山に登り、滑りおりたことがあったが、その帰りにご自宅に泊めてもらった。

奥さんも一緒に一晩お酒を飲んで過ごした。

 

昨日は、三宅島から戻ってくる度に会う人や、10年ぶりに会う人もいて、楽しい時間だった。

大殿が亡くなったことを考えると、そういう時間は、今まで以上に貴重なものに感じられた。

謹んでご冥福をお祈りいたします。