<3日目>
11月18日になると、前日とはうってかわって、雪とガス。
あの広々とした立山が、ほんの目の前しか見えない。
この気候の変化が、立山なんだなあと思う。
山荘でじっとしていても仕方ないので、BCクロカンで外に出る。やはりスキーを2台持って来た甲斐があった。
さとさんのと交換して滑ることにする。
この日出かけたのは、山荘の従業員4人くらいしかいない。
ところが、さとさんに貸してあげた靴が、板にセットできない。
従業員の1人がいろいろ見てくれるが、先を急ぐだろうから、だいじょうぶですといって、行ってもらう。
しばらく試行錯誤していたが、いつだったかの秋田乳頭のことを思い出した。
クロカンのビンディングが凍っていたのだ。ナイフセットを部屋にとりにいって、氷をくだいたら、はけた。
雪の日は、山荘が見えないところに行ってはいけない、という教えを守ると、斜面らしいところにも行けない。
それで、もしもの時のために、室堂駅までいって、ようすを見ることにした。
竹竿がたっているけど、5本くらいしか見えない。
室堂駅。人もほとんどいない閑散とした感じ。すぐ目の前の駅舎もぼーっとしている。
その日は、午後も少し滑ったが、もうすぐにやめてしまった。
<4日目>
夜中からすごい風で、ストーブをつけても、部屋の中が寒い。
ネットをつないでみると、立山からのバスは1日運休。
その日は、石木田ひろさんの講習を受けることになっていたが、さとさんは、扇沢から帰らなくてはならないので、もう朝帰るという。
私もどうしようか迷ったが、一緒に帰ることにした。
ひろさんが朝1のトロリーで上がってくると、10時頃には到着するので、それを待って、お断りしてから帰ることにする。
窓から室堂駅の方面を見ている。
ようやく石木田さん一行がやってくる。阪谷さんとCさんも一緒のようである。
そして、帰る用意をして、玄関で一行を迎えて、室堂山荘をあとにした。
重い荷物を背負って、よたよたとまた滑って行く。
駅に着いたら、ちょうどやってきた人から「三輪さん」と声をかけられて、ビックリ。
北海道でツアーの案内をしてもらった古市さんだった。
最初は、こんなところで会うなんて、思いも寄らないので、誰なのかわからなかった。ほんとうにビックリ。
わずか、2秒でお別れ。古市さんはその後研修会(だったか?)に参加するとのことであった。
11:45のトロリーに乗って、重い荷物にふうふういいながら、いくつも乗り換えて、ようやく扇沢につくと、13:30のバスに間に合った。
信濃大町 14:07 の大糸線に飛び乗り、松本であずさに乗り換えて帰ってきた。
◆ 秋の立山スキー・1日目・2日目・3日目~4日目
11月18日になると、前日とはうってかわって、雪とガス。
あの広々とした立山が、ほんの目の前しか見えない。
この気候の変化が、立山なんだなあと思う。
山荘でじっとしていても仕方ないので、BCクロカンで外に出る。やはりスキーを2台持って来た甲斐があった。
さとさんのと交換して滑ることにする。
この日出かけたのは、山荘の従業員4人くらいしかいない。
ところが、さとさんに貸してあげた靴が、板にセットできない。
従業員の1人がいろいろ見てくれるが、先を急ぐだろうから、だいじょうぶですといって、行ってもらう。
しばらく試行錯誤していたが、いつだったかの秋田乳頭のことを思い出した。
クロカンのビンディングが凍っていたのだ。ナイフセットを部屋にとりにいって、氷をくだいたら、はけた。
雪の日は、山荘が見えないところに行ってはいけない、という教えを守ると、斜面らしいところにも行けない。
それで、もしもの時のために、室堂駅までいって、ようすを見ることにした。
竹竿がたっているけど、5本くらいしか見えない。
室堂駅。人もほとんどいない閑散とした感じ。すぐ目の前の駅舎もぼーっとしている。
その日は、午後も少し滑ったが、もうすぐにやめてしまった。
<4日目>
夜中からすごい風で、ストーブをつけても、部屋の中が寒い。
ネットをつないでみると、立山からのバスは1日運休。
その日は、石木田ひろさんの講習を受けることになっていたが、さとさんは、扇沢から帰らなくてはならないので、もう朝帰るという。
私もどうしようか迷ったが、一緒に帰ることにした。
ひろさんが朝1のトロリーで上がってくると、10時頃には到着するので、それを待って、お断りしてから帰ることにする。
窓から室堂駅の方面を見ている。
ようやく石木田さん一行がやってくる。阪谷さんとCさんも一緒のようである。
そして、帰る用意をして、玄関で一行を迎えて、室堂山荘をあとにした。
重い荷物を背負って、よたよたとまた滑って行く。
駅に着いたら、ちょうどやってきた人から「三輪さん」と声をかけられて、ビックリ。
北海道でツアーの案内をしてもらった古市さんだった。
最初は、こんなところで会うなんて、思いも寄らないので、誰なのかわからなかった。ほんとうにビックリ。
わずか、2秒でお別れ。古市さんはその後研修会(だったか?)に参加するとのことであった。
11:45のトロリーに乗って、重い荷物にふうふういいながら、いくつも乗り換えて、ようやく扇沢につくと、13:30のバスに間に合った。
信濃大町 14:07 の大糸線に飛び乗り、松本であずさに乗り換えて帰ってきた。
◆ 秋の立山スキー・1日目・2日目・3日目~4日目
昨日の晴天が嘘のように猛嵐、山荘の部屋でもみしみし音がして寝れませんでしたね。
そしてこういう日は無理をせずに山荘回りだけで~といっても見えないことは酔うような感じで恐怖になりました。
帰る練習をしにターミナルまで行ったことは正解でしたよね。
今回は晴天、悪天候両方経験しましたね。
今日は悲しいニュースを聞き人ごとでなく身が引き締まる思いです。
雪崩に遭われた方のご冥福を祈ります。
本当に怖いですね。
そして、5日間降り続いた後の雪崩。ちょっと人ごとではないですね。
夏道をくだってきて、テレマークで滑りやすそうな斜面だなあと思っていました。
ツアーにはビーコン必携ですね。