カルフの「10TH MOUNTAIN」

去年からずっとステップカットの板がほしくて、どこの板を買おうか迷っていた。
もっと太い「ガイド」という板もあって、秋田の深雪を滑るには快適だった。
ガイドをはいて、初めて浮遊感というのを味わった。ふわふわと、雪に埋もれずに、雪の上を滑っていく感じ。すごくいい気持ちだった。
でも、深雪を滑りに行くことはあまりなくて、どちらかというと、私は残雪期にバックカントリーに行く方が多い。
どれにするか決められないまま、先シーズンは終わってしまった。

テレマークスキーの板は、わりとシーズンの早いうちに、売り切れてしまい、その年はもう入荷はせずに終わりとなる。
それで、前回の栂池スキーで、ガイドと、10TH MOUNTAINと、ブルーモリスの板をはきくらべさせてもらった、10TH MOUNTAINを買うことに決めた。
一番使う機会がありそうな感じがした。娘も使うだろうし。

この板。

　


板の裏に、ウロコの模様が入っている。このカルフの板は、もようが飛び出ている。板によっては、もようの形に板を削ってあるのもある。
このウロコのおかげで、緩い斜面なら、シールをつけずに、登って行くことができる。

　


今はまだ滑りもうまくなりたいけれど、もうちょっとしたら、あまり急な所を滑るというより、緩やかな森の中を歩いたり、滑ったり、そういう楽しみ方をしたいかなと思う。
今年の冬、リューマチ性多発筋痛症のために、右ひざが痛くなってから、とくにそう思うようになった。
今度の北八バックカントリーにもこれを持って行く。