意志のなかにいる

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やはり宇宙は神秘だと思った(アニメ感想)

2019-06-04 22:59:23 | アニメ的感想2019年 夏





盾の勇者の成り上がり 第21話 尚文の凱旋 △++





名誉回復




この「叛逆」のものがたりのモチベーションだった
「復讐」が見事に果たされた重要なとこだわな
もともとは馬鹿王だの教壇だのの「妄念」によって
虐げられた尚文の運命が地道な仕事で報われた、という次第
「裁判」このおはなしではよくやるよねえ
いっけん「理性」の象徴でありながら「私怨」ドロドロ
ってのがなまなましいね、ここではそれが愚か者どもに
ブーメランしてるけど、尚文がそれを適当に切り上げさせるのが
完全な「復讐」ですわな、馬鹿ちんと同じ事をしても復讐にはならん
まあこれでもし尚文自身が「肉刑(体の部分を切り落とす刑)」を
うけていたり、あるいは仲間が傷ついていたらどうなってたか
わからんけども、当話そういう「取り返しがつかない」
っちゅうのをギリギリのとこでかわしてきたのがハナシの
魅力になったいたかとおもうね、と同時に盾の勇者が
それなりに仕上がったのもこのつらい仕打ちに寄るところが
あったと考えると、この裁きあたりが妥当かもしらんの。






 
世話やきキツネの仙狐さん 
第8話 わらわが忘れさせてやろう! △+





夏期休暇が「1日」とか最近うるさくなってきた
労基法に真っ正面から逆らってるねえw
と、言いたいところだけどこれ、漫画で連載していたのは
ちょいと前のハナシで、そしてその時分は
「それが当邦のデフォルト」っちゅう空気がまだあったわな。
きれいどころ(←これ重要)を揃えてヴァカンスに行くとか
きわめてまっとうな「アクティビティ」すわな
とくにディスクワークの人は「動かす」的な休暇がよいという
アニメーション的には逆に「水着回・温泉回」てきなのだけど
いろいろとニーズとシーズがかみ合って
当邦の深夜アニメ的「伝統」になってますわな
ストーリーをブチ壊しにするとか本末転倒てきなことに
ならない限りはそれもありかともおもうね。







さらざんまい 第8話 
つながりたいけど、もう会えない △+






銃で撃たれたら人は死にます





なんかこう当邦では「裏切り」されても許す度量てきな
非人間的な寛容さがあふれかえっているけどね
結局あれは見る側が感情的に納得できるような「ドラマ」を
そもそもやってねえからじゃないか、というところがあるわな。
まあ当話はそのあたりを「さらっと」許すわけでなく
適当な距離感を(元)ゴールデンコンビにとらせて
ギクシャク感を緊張感にしている。
「ヤクザもの」も「女装」も「ホモ」も不思議とこのおはなし
スッと納得がいくのよねえ、「河童」の珍妙なアクションで
ずばっと感情がもっていかれる感があるのよね
「主人公たちには銃弾があたらない」っちゅうこれまた
当邦のご都合主義も当話はあっさりと逆らうわけで
この「きまりごとやめた」感が清々しいね、残酷だけど。







鬼滅の刃 第9話 手毬鬼と矢印鬼 △++





攻める側も守る側も手段を尽くしているのがよい
鞠の跳ねる脈動感と炭治郎が必死に対応している様
屋内、木の上、場所も相手も目まぐるしく変わる様が
若人らしい「瞬発力」あふれる戦闘にしあがっている。
敵味方ともガバガバ血まみれになっているけれどそもそも
炭治郎たちも「血」を求めているわけでこのなまなましさが
「少年まんが」てきな安心感から抜け出す要素になっているかと
戦闘中「手のひらの目キモイな」とか感じるのが
戦闘バカになっていないかんじもあり、また必要な余裕でもあろう。


 








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