意志のなかにいる

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この記事は大言壮語的な記述になっています(アニメ感想)

2010-12-30 00:19:12 | アニメ感想(2010 四期)





俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第12話
「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOOD END♡」 △+






まずは蛇足を、黒猫さんが桐乃に電話をかけているときに電気を切っていたのが
細かいけどよいね、画的に映えるってのもあるけど「ああ、節約してんな」って
感じがして。



ま、なかなかに「むちゃぶり」なハナシではあったよね
「エロゲー」っていうフィクションの塊と「俺妹」っていうこれはこれで
フィクションの塊の共生関係、それは限りなく近いからこそ逆に絶対に
容れないところがあるんだろ、兄貴は別れを迷う妹を止めないし
妹は素直な気持ちを兄貴には伝えられない、兄妹が一線を越えることはないし
ティッシュは単純に血液が付着していただけに過ぎない
「ティッシュ」の凡庸な使い方の逆をいっていて面白いね
だからまあ桐乃と京ちゃんがドッキングしちゃうエロ本書いた諸兄のかたがた
残念ながらそれは貴男がたの歪んだ妄念が生み出した絵Sola言にすぎず
絶対にあり得ないことだといえます。ま、「だからどうした」なんですけど



「エロゲー」の世界を紹介して満足するような状況は
もうとっくに終了していて、それらは物語を満足させるための「装置」の
いっかんに過ぎないわけだ、だから演出とかそういうのに手は抜けない
「ぱんつじゃないからはずかしくない」って言うためにどんだけの労力が
支払われたことか、あるいは逆説的にそういう「質」を高めるための
「踏み絵」みたいなところがあんのかもしれないね、そういう行為には
「AはBじゃない!」から始まるマトモなおはなし










百花繚乱 サムライガールズ 第12話「さよならの忠」と
BADEND △




いちばんやったら呆れられそうな展開につき進まざるをえないところが
まあ滅びの美学とでもいおうか、ちゅうか途中途中の性欲処理シーンが
なんというかクイーンズブレイドよりおいしくないのが痛いよなあ、やっぱり。
表現的には純塗り・大和絵の方式も可能性がありそうなのだけどこの方向は
ちょっと旨味が少なかったかもなあ、制作している人達は多分もっと早くかつ
切実に気がついてはいたろうけど、企画段階で気がつきたかったろうね。










侵略!イカ娘 第12話 「戦わなイカ?/
ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」と総括だわ ○






イカ娘って見ているときに余計なパロディとか謎とかがほとんどなかったから
純粋に彼女の行状に一喜一憂することができた、このご時世だとちょっと
珍しいかもね。



地上に来て赤ん坊のような彼女を通して見れば日々のささいなことも
ちょっと面白くなるという寸法だよね、友達つくったり傘愛でたり
昔はけっこうあった手法だけど最近はごぶさただったなあ


もちろん、構造がシンプルなぶんアニメーションとしては手が抜けない
イカちゃんの動機の単純さゆえにその動かし方に無駄が発生せず
「生きたアニメ」として見られた、海での人命救助のシーンとか
花火のとことか、早苗もおんなじぐらい元気だったなあw



そんなこんなで「いちおう最終話」としては彼女が退場するしか
ハナシが成立しないわけだ、そしてそれは「イカちゃんぽいもの」を
タケルのように容認しえないとこまで視聴してきたおおかたの人達には
達していたのではないだろうか、そしてそのこと自体もキャラクターとっかえ
ひっかえの現状アニメ界隈では貴重なことなのかもしれない










神のみぞ知るセカイ 第12話「神以上、人間未満」と感想未満 △+





こんだけやっちゃうと「神にーさま」はもう血肉のかよったきゃらくたあ
じゃないよね、文字どおり。ダメダメ人間を遥か後方にぶっちぎって
変形版電脳ジャンキーみたいな境地に達している
まあ、だからこそ「絶対に結ばれないナンパ師」なんてのができるのかもしれない
そう考えると凄まじいハナシなんかもな
上記の「絶対にデレない妹の兄」とどっちがいいんだろう、難しい


ま、今のところ攻略率100%でいっているのだから神にーさまはまだ
その能力の底を割っていないわけで、「デスノート」の八神月を見ているような
ハラハラ感がまだこのおはなしにはある
そこに強力なライバルが出現するのかあるいは自ら弱点を露呈するのか
あるいはこのまま「神」を押し通していくのか
ひさかたに興味のある「主人公」ではあるよね、彼









それでも町は廻っている 第12話 「それ町」とまとめない ○





最終回に物語中1回しかできない定番のネタをもってきましたねえ
原作だと2巻?あたりでやっているからすげえ度胸ではあるな



なんというか身近な親しい人のいなくなった時のやるせなさよ
その画は多分双眼鏡越しにしか見られない光景なんでしょうな
「屍鬼」のように淡々と受け入れるのとはまた違った側面
私もひさびさにマジでちょっとうるんじゃったよ



まあ死んだり生き返ったり宇宙人や未来人が平然とでてくるわけで
しかもそれに力み返りがまるでない、歩鳥のように柔軟に受け入れていく
しかないってわけで、「それでも」町は廻っているという力強さ
下地がいいんでしょな、親しみのある人物像と、衒いのない画
平和であることのどこが悪い!ってかんじで










FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第12話「赤い約束」とまとめ △





デバッグモードでやらずにガチで描き起こすとこんな感じになるのかも
「誠実」ではあるよね、だが「吸血鬼」なんちゅう圧倒的な暴力にそれで
立ち向かえるかっていうと、どうかな
「おまえは貴重な時間を無駄にした!」っていう某医者の叫びが聞こえるようです

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