◇ 健闘している日本だが = 国土交通省の発表によると、17年に日本を訪れた外国人観光客は2869万人だった。前年に比べて19.3%の増加、この5年間で3.4倍に増えている。UNWTO(国連世界観光機関)の調査では、17年の世界の国際観光客数は13億2000人。前年比は6.7%の増加だったから、日本の伸び率は際立って高い。
ただ世界を見渡すと、日本の成績はまだまだ低い。たとえば16年の実績をみると、第1位のフランスは8260万人。2位はアメリカの7747万人、3位はスペインの7556万人となっている。日本は16位だった。仮に17年の成績をそのまま16年の順位表に入れ込んでも、ようやく11番目。まだ世界のベスト・テンには入れない。
観光収入という面からみると、16年はアメリカが2059億ドルで断トツに多い。2位のスペインは603億ドル、3位はタイで499億ドル。日本は307億ドルで11位だった。アメリカは滞在日数が長く、宿泊費や交通費が高いためだろう。そうしたなかでタイが第3位に食い込んでいるのは、ご立派と言うしかない。
17年の場合、日本を訪れた観光客の消費額は、前年比17.8%増の4兆4000億円だった。一人当たりにすると15万4000円ほどになる。一方、日本人が17年に国内観光のために使った金額は21兆1000億円。したがって外国人の観光支出は、日本人の約5分の1ということになる。
≪8日の日経平均 = 下げ -128.76円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】
ただ世界を見渡すと、日本の成績はまだまだ低い。たとえば16年の実績をみると、第1位のフランスは8260万人。2位はアメリカの7747万人、3位はスペインの7556万人となっている。日本は16位だった。仮に17年の成績をそのまま16年の順位表に入れ込んでも、ようやく11番目。まだ世界のベスト・テンには入れない。
観光収入という面からみると、16年はアメリカが2059億ドルで断トツに多い。2位のスペインは603億ドル、3位はタイで499億ドル。日本は307億ドルで11位だった。アメリカは滞在日数が長く、宿泊費や交通費が高いためだろう。そうしたなかでタイが第3位に食い込んでいるのは、ご立派と言うしかない。
17年の場合、日本を訪れた観光客の消費額は、前年比17.8%増の4兆4000億円だった。一人当たりにすると15万4000円ほどになる。一方、日本人が17年に国内観光のために使った金額は21兆1000億円。したがって外国人の観光支出は、日本人の約5分の1ということになる。
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