◇ 日銀の国債買い入れ減額は消化不良 = ダウ平均は先週210ドルの値下がり。終り値は3万8589ドルで、この3週連続で3万8000ドル台を上下した。FRBは12日の会合で「政策金利の据え置き」を決定、年内の利下げ回数を3回から1回の予想に縮小した。このため市場には弱気が広がったが、大きくは下げていない。ほぼ織り込み済みだったこともあるが、たとえ1回の可能性でも利下げに頼らざるをえない状態を反映しているようだ。
日経平均は先週131円の値上がり。こちらも3週連続で3万8000円台を行き来したが、先週は一時3万9000円台にも首を出した。日銀は14日、国債買い入れの減額を発表したが、具体策は7月の会合までお預け。市場はその意図を計りかね、消化不良の状態に陥った。株価はわずかに上昇、円相場は一時160円に接近した。今週も気迷い状態は続きそうだ。
ニューヨーク市場では先週12日、SP500とナスダックが史上最高値を更新したのに、ダウ平均は下落するという事態が発生した。景気の先行きに不安が出て景気敏感株や内需関連株が売られた半面、半導体関連株は買われた。このため、こうした現象が起きたもので、いまの株価が半導体関連で支えられていることを如実に示している。そのリーダー的存在がアップルであり、エヌビディアであるわけだ。
今週は17日に、4月の機械受注。19日に、5月の貿易統計、訪日外国人客数。21日に、5月の消費者物価。アメリカでは18日に、5月の小売り売上高、工業生産。19日に、6月のNAHB住宅市場指数。21日に、5月の中古住宅販売、6月のPMI製造業景況指数。また中国が17日に、5月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週131円の値上がり。こちらも3週連続で3万8000円台を行き来したが、先週は一時3万9000円台にも首を出した。日銀は14日、国債買い入れの減額を発表したが、具体策は7月の会合までお預け。市場はその意図を計りかね、消化不良の状態に陥った。株価はわずかに上昇、円相場は一時160円に接近した。今週も気迷い状態は続きそうだ。
ニューヨーク市場では先週12日、SP500とナスダックが史上最高値を更新したのに、ダウ平均は下落するという事態が発生した。景気の先行きに不安が出て景気敏感株や内需関連株が売られた半面、半導体関連株は買われた。このため、こうした現象が起きたもので、いまの株価が半導体関連で支えられていることを如実に示している。そのリーダー的存在がアップルであり、エヌビディアであるわけだ。
今週は17日に、4月の機械受注。19日に、5月の貿易統計、訪日外国人客数。21日に、5月の消費者物価。アメリカでは18日に、5月の小売り売上高、工業生産。19日に、6月のNAHB住宅市場指数。21日に、5月の中古住宅販売、6月のPMI製造業景況指数。また中国が17日に、5月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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