◇ 日米とも大幅に続落 = 新型肺炎の伝染が加速したため、日米の株価は大幅に続落した。なにしろ感染者数は1週間で10倍に増え、1万人を超えている。このためダウ平均は先週734ドルの値下がり。日経平均も622円の値下がりとなった。武漢市で肺炎が発生してから2週間。この間の下げ幅はダウが1092ドル、日経平均が836円となっている。大きく下げたあとは反発もしているが、下げ止まらない。
東京市場の場合は、中国人旅行者の減少を危惧する感じが強い。このため高級衣類や宝飾品、運輸やホテル、飲食やレジャー関連の銘柄が売られている。いわゆるインバウンド関連銘柄だ。一方、ニューヨークの場合は、中国経済の混乱を心配している。このため需要の減少が見込まれる石油や航空、機械関連の銘柄を中心に売られた。
ニューヨーク株式は2週間前まで、史上最高値を更新し続けていた。SP500種のPER(株価収益率)は18.8倍にも達していたから、自律調整の力も加わったようだ。東京市場の株価は出遅れ気味だったから、高値調整の感じは薄い。しかし間もなく始まる12月期の決算発表は、あまり明るくなさそうだ。いずれにしてもコロナ・ウイルスの感染者の増加に歯止めがかかるまでは、株安の傾向は止まらないだろう。
今週は3日に、1月の新車販売。7日に、12月の家計調査、毎月勤労統計、景気動向指数。アメリカでは3日に、1月のISM製造業景況指数。5日に、12月の貿易統計と1月のISM非製造業景況指数。7日に、1月の雇用統計。また中国が3日に、1月の製造業と非製造業のPMI。7日に、1月の貿易統計を発表する。なお4日には、トランプ大統領の一般教書演説。
≪3日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
東京市場の場合は、中国人旅行者の減少を危惧する感じが強い。このため高級衣類や宝飾品、運輸やホテル、飲食やレジャー関連の銘柄が売られている。いわゆるインバウンド関連銘柄だ。一方、ニューヨークの場合は、中国経済の混乱を心配している。このため需要の減少が見込まれる石油や航空、機械関連の銘柄を中心に売られた。
ニューヨーク株式は2週間前まで、史上最高値を更新し続けていた。SP500種のPER(株価収益率)は18.8倍にも達していたから、自律調整の力も加わったようだ。東京市場の株価は出遅れ気味だったから、高値調整の感じは薄い。しかし間もなく始まる12月期の決算発表は、あまり明るくなさそうだ。いずれにしてもコロナ・ウイルスの感染者の増加に歯止めがかかるまでは、株安の傾向は止まらないだろう。
今週は3日に、1月の新車販売。7日に、12月の家計調査、毎月勤労統計、景気動向指数。アメリカでは3日に、1月のISM製造業景況指数。5日に、12月の貿易統計と1月のISM非製造業景況指数。7日に、1月の雇用統計。また中国が3日に、1月の製造業と非製造業のPMI。7日に、1月の貿易統計を発表する。なお4日には、トランプ大統領の一般教書演説。
≪3日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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