◇ NY株式は9週間ぶりに猛反発 = ダウ平均は先週1951ドルの値上がり。8週間の続落のあと猛烈に反発した。終り値では3万3000ドル台を一気に回復している。物価上昇がやや鈍ったことから、FRBによる過度な引き締めに対する警戒感が和らいだ。しかし大幅な値下がりに対する訂正という感じが濃い。8週間で3600ドル下げたが、その54%を取り戻した。
日経平均は先週43円の値上がり。ニューヨークの大幅高にもかかわらず、勢いのない相場となった。出来高も1日平均では3兆円を割っている。個人投資家の安値拾いや企業の自社株買いもあったが、外国人投資家は大きく売り越した。ニューヨーク市場に資金を投入したほか、円安が一服したことで割安感が薄れている。
アメリカでは、景気の先行きに対する不安感が拭えない。物価高で消費が抑制されたり、企業の業績が下向くと考えられるからである。このため株価は急反発したものの、その反動で下げるかもしれない。一方、東京市場はニューヨークの急反発に追い付こうとする動きで始まるだろう。しかし、そのあとは依然として目標が定まらない。梅雨模様の展開が続きそうだ。
今週は31日に、4月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数。1日に、1-3月期の法人企業統計、5月の新車販売。アメリカでは31日に、5月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。1日に、5月のISM製造業景況指数。3日に、5月の雇用統計、ISM非製造業景況指数。また中国が31日に、5月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週43円の値上がり。ニューヨークの大幅高にもかかわらず、勢いのない相場となった。出来高も1日平均では3兆円を割っている。個人投資家の安値拾いや企業の自社株買いもあったが、外国人投資家は大きく売り越した。ニューヨーク市場に資金を投入したほか、円安が一服したことで割安感が薄れている。
アメリカでは、景気の先行きに対する不安感が拭えない。物価高で消費が抑制されたり、企業の業績が下向くと考えられるからである。このため株価は急反発したものの、その反動で下げるかもしれない。一方、東京市場はニューヨークの急反発に追い付こうとする動きで始まるだろう。しかし、そのあとは依然として目標が定まらない。梅雨模様の展開が続きそうだ。
今週は31日に、4月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数。1日に、1-3月期の法人企業統計、5月の新車販売。アメリカでは31日に、5月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。1日に、5月のISM製造業景況指数。3日に、5月の雇用統計、ISM非製造業景況指数。また中国が31日に、5月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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