◇ 大きくは動けない株価 = ダウ平均は先週21ドルの値上がり。日経平均は107円の値下がりだった。株価は上にも下にも、大きくは動けない。新型コロナ・ウイルスと景気対策が綱引きをしているうえに、クリスマス・正月休みが加わったためである。市場ではコロナが拡大すると景気関連株が売られ、デジタル株が買われた。景気対策が実現性を増すとデジタル株が売られ、景気関連株が買い戻されている。
アメリカでは9000億ドル(93兆円)にのぼる追加のコロナ対策予算が、ようやく議会で可決された。日本でも19兆円の第3次補正予算案が編成された。当然、株価にとってはプラス要因。だが、その一方で新型コロナも勢いを増している。このため日米ともに、10-12月期の景気は悪化する見通しだ。株価はその間にあって、一進一退している。
新しい材料は、コロナの変異株が次々と発見されたこと。しかしニューヨーク市場が金曜日は休みだったため、この材料は消化されていない。変異コロナは日本でも確認されたが、東京市場が終わったあとのニュース。したがって今週の市場は、この材料の評価から始めることになる。株価にとって、どの程度の悪材料になるのか。
今週は28日に、11月の鉱工業生産。アメリカでは30日に、11月の中古住宅販売。また中国が31日に、12月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお28日からGO TO トラベルが全国で停止。30日は東京市場の大納会。31日には、イギリスのEU離脱移行期間が終了する。
≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
アメリカでは9000億ドル(93兆円)にのぼる追加のコロナ対策予算が、ようやく議会で可決された。日本でも19兆円の第3次補正予算案が編成された。当然、株価にとってはプラス要因。だが、その一方で新型コロナも勢いを増している。このため日米ともに、10-12月期の景気は悪化する見通しだ。株価はその間にあって、一進一退している。
新しい材料は、コロナの変異株が次々と発見されたこと。しかしニューヨーク市場が金曜日は休みだったため、この材料は消化されていない。変異コロナは日本でも確認されたが、東京市場が終わったあとのニュース。したがって今週の市場は、この材料の評価から始めることになる。株価にとって、どの程度の悪材料になるのか。
今週は28日に、11月の鉱工業生産。アメリカでは30日に、11月の中古住宅販売。また中国が31日に、12月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお28日からGO TO トラベルが全国で停止。30日は東京市場の大納会。31日には、イギリスのEU離脱移行期間が終了する。
≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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