魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

仇討ちなるか?

2007年09月29日 | ワイン ~2019年
さて先日のレギュラークラスが物足りなかったので、本日はひとつ上のクラスで
仇討ち戦です。

2006 コノスル ピノ・ノワール レゼルヴァ
   (チリ、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

ピチピチした若いベリー香が跳ねています。さわやかでクリーン、
揮発性すらあるようなベリーの香りですが、どこかほんの少し弱いです。

味わいもピチピチとしたベリーは感じますが、エッセンスが弱く
魅力不足の感は否めません。ただ、一般的にはどうか分かりません。
たくさん売れているのかも知れません。私が個人的に魅力不足、ピノとしての
フィネスが足りない?と思っているだけかも。

中途半端とは思いますが、この価格でこのまとまりでこの飲み口は
良い方でしょう。多分。

ただ、私はお奨めするまでには至りません。
正直、エラスリスの「パヌール ピノ」(2007-3-13の記事)の方に
確実に軍配が上がるでしょう。

そうそう、品切れしておりましたその「2005 パヌール ピノ」が
再入荷しました。他国へ行くはずのロットにキャンセルが出たためか?
輸入元がワイナリーから回してもらえたらしく再入荷したようです。
これは安旨のチリピノです。(千円代前半)
ラッキー!

その他、本日新しいワインがいくつか入荷してまいりました。
試飲会で見つけたアイテムです。折々とご紹介していきますね。

さて、明日はまた月末棚卸し。ちょっと憂鬱か?


コメント
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