魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

香焼町 安保地区の炭坑跡探索

2009年10月30日 | ちょっと怪しい
さて、本日はカルトで真面目にいきますよー。



現在は陸続きになっていますが、かつて香焼(こうやぎ)は島でした。
埋め立てられ三菱造船所の町となっています。


香焼もかつては炭坑がありました。
1700年頃から磯掘り、農民や漁民のアルバイト的副業から始まり、
1964年、閉坑するまでその歴史は結構長かったのです。


その痕跡を追いたくて行ってみましたよ。


うちからバイク(車)で20~30分程度の場所です。
でも滅多に行かないところです。


いつの間に「炭坑マニア」になったのぉ???




最初の写真は安保(あぼ)地区の炭住アパートのなごりでしょうか。

近づいてみましょう。




扉の郵便受けあたりに「空室」「引っ越し」など書いてあり、10~20棟
程度建っているアパートはほとんどが誰もいません。
いく部屋かは住人がいらっしゃいます。

空いている2、3部屋確認しましたが、鍵がかかっていました。



近くを歩いていた年配の方に「炭坑のなごりがどこか残っていませんか?」
とお尋ねしました。

何もないと仰りつつも、あの山の所にかつて掘っていた穴があったけど・・・

で、行ってみましたが、もうかなりの草に覆われ何も分からない状態。



かつて「狸掘り」といって適当に一人くらい入ることのできる程度の
採掘していた穴があったのです。

しかしそれももう、何の跡形も・・・。


残念だなぁ!と思って下を見ると・・・・・





石炭混じりの黒い岩が



さらに、





これは当時の石炭か? 既製品のレンタンか?


写真だけではお伝えするには十分ではありませんが、ここは
実にのどかな町です。がらんとはしていますが、釣り人は
結構来ます。


私もシーバスでも釣ってみたい気になりましたよ。
当時を思いつつ、感じつつ、時を過ごしたい気がしました。

コメント (2)
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