魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カリフォルニアとオレゴンのピノ

2012年01月08日 | ワイン ~2019年
高校サッカー選手権、国見高校を押しのけ出場した長崎日大高校。

敗れたとはいえ、相手の市立船橋高校を苦しめ、あと5分くらいまで勝ち戦
でしたよね。


その後の動向を(市船高の決勝戦進出)見るに・・・、案外やれていたのではないか?
と思ってしまいます。

市船戦での前半戦の戦い方が後半も出来ていれば、もしかすると
今頃・・・・・!なんてね。


人生に「たられば」を言い出すときりがありません。



ワインだって同じで、あの時飲んでいれば・・・とか、買っておけば・・・とか、




さて、今夜はこれです。






2009 シデュリ ピノ・ノワール ソノマ
  (USA、ピノ種、赤、3千円程度)


昨日「レクイエムのワイン」として飲んだ「シデュリ」の場所違いのワイン。

カリフォルニア州とオレゴン州の(ピノ・ノワールの)違いを示す一端となり
得るのでしょうか。


香りは熟した赤系ベリー、スグリやモモ、ざくろなど。コンポートや焼き菓子、
赤茶色の土、肉、レザーなど。


味わいは甘酸っぱいフルーツは優しく、甘く、そして伸びやか。
ピノですので軽めですが、口中では酸味と合体、そしてフィニッシュでは
蜜のような甘さがきらりんと現れます。誰もがちょっと笑顔になるかも
しれません。


このワイン、とあるイベントの商品として使ったのですが、ゲットされた
方々、喜んで飲んでいただいたかなぁ~。




そして大雑把な見解ですが、
多分果実味は豊かなのはカリフォルニア。
酸がしっかりあり、スタイリッシュなのがオレゴン。

確かにオレゴンがやや細身で、カリフォルニアがヴォリューム感があります。


一見、カリフォルニアの方が一般的に多くの方のターゲットと成り得るで
しょう。ただ、開栓後、時間が経ったり、翌日の味わいだったりすると
オレゴンの方が輪郭やクリアさ、果実味の美しさを保っているようです。

つまり寝かせるならオレゴン。すぐに飲むのならカリフォルニアです。
(あくまで私の一例だけの見解です。全部がそうだと思いこまないでくだ
さい)



でも総じてなのですが、ワインって北国のほうがシャキッとして、南国の
方がダラっとしていると思います。これが人間だったら・・・・・
やはり北国産の方が人気あるのかなあ・・・。

北はストイックで、南は享楽的?

個人的には、だったら享楽的な方が親近感がわきますよね・・・。


コメント (4)
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