魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

舌慣らし

2013年04月11日 | ワイン ~2019年
本日は今年に入って書いた新曲をyoutubeアップしようと思っていたのですが、
ちょっと不備が見つかったので、それは明日以降にいたします。

写真を使って歌詞を入れて、秒数を微調整をして・・・・・

いろいろと面倒なんですよね。でも聴いて(見て)いただいたらがんばった
甲斐があるというもの。お楽しみに~。




さて、本日は試飲会で福岡出張です。

美味しいワインを探してまいります。


そのためにはまずは美味しいブルゴーニュを飲んで、ベーシックな舌を作って
おきましょう。



というわけで、今夜はこれ。美味しいと噂のワインの試飲です。






2008 ジヴリー クロ・ド・ラ・ブリュレ(ドメーヌ・マッス P・e・F)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円台)


まず色が薄い。はかない!

香りはフランボワーズ、チェリー、イチゴ、かなり熟した赤系ベリーにコン
ポート。レンガの上に置かれた干からびたオレンジやベリーのイメージ。
ダレそうでダレない溌剌とした酸も感じます。


味わいは儚さがあります。色から想像できるように味わいも軽くて薄いです。
そして十分に熟したフルーツです。もうすでに飲み頃の果実味は一見あまり
保ちそうもありません。

ただ、酸はしっかりとあり、タンニンもそこそこ細かいけどありますので、
ある程度は支えられると思いますが、果実味が弱いです。ドライアウトする
のでは?と心配しそうなくらい。

でも逆にその儚さ、線の細さこそピノの美学でもあり、軽く薄いけどピノの
良さはちゃんと出ています。

儚いブルゴーニュ、儚いピノって何となく良いんですよ。


同じワインで2009年ものになると、もっとちゃんと濃くてしっかりしているんです。
これがヴィンテージの差なのでしょうね。


ただ、これなら価格を考えるとNZのゴールド・ウォーター ピノが良いかな?
なんてちょっと思います。


まあ、そんなわけでがんばって美味しいラーメン食べてまいります。えっ?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする