魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

やはり美味しいラーメンに走る

2014年11月03日 | ワイン ~2019年
なおなお会を抜けた翌日の気分は、全力でラーメン?だった。


バイクにまたがり、思わずスロットルを回してたどり着いたのは・・・・・




千々石町のげんこつ家。



前日飲んだボルドーの1982ヴィンテージのような完璧なものを求めていたのかもしれない。

オーダーしてしまったのは「チャーシューメンに、ごはん小、海苔トッピング」という
超豪華なバージョン。盆と正月がいっぺんに来たような贅沢なオーダーね。

少し軽いけれど、この思いを受け止めてくれたような旨味溢れる味わいだった。


まあ、それはこちらの勝手で1時間かけてたどり着いて、15分で幸せを味わい、また
1時間の帰途に就くという、何とも言えないそんな時間。

それでいいんじゃないか、と思うからこそ通っているわけで、まさしくそれで良い。
勝手にそれで良い。

肝臓も癒されたかもしれない。





そんな今夜はこれ。




2008 モンティチェッロ
  (伊、トスカーナ州IGT、CS主体、赤、2千円程度)


香りはカシス、フランボワーズや焼き菓子、革、ドライフルーツ、ダシ系、赤土、
生肉、明るく華やいだ旨味を誘います。


味わいはも旨味たっぷりで充実しています。酸はそこそこで邪魔しない程度、タンニン
は細かいけれどしっかりとあります。明るくきれいに熟した旨味たっぷりの果実味が
豊かに広がります。やはりこのワインは良い。派手ではないかもしれないけど。地味にいい。

ラベルをド派手にしてインパクトをつけると、確実に大ヒットするワインだろうな。


コメント
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