本日はマイナー探訪ね。
たまにはこんな静かな港町を訪れてみたい。
西彼半島にある極めてマイナーと思われるとても小さな港。「小口港」
ここに来ると時間が止まる。
まず音らしい音がほとんどしない。住人もいるのだけれどとても静か。
海は凪いで水鏡のように空を湛えている。
誰も来ない、多分そんな話題になることもないであろう小さな港。
水面を覗くと鯛やフグが結構泳いでいる。
船を出さなくてもここで釣ればあがりそう。
すごいじゃないか。
世の中は解散だ、選挙だ、と言っている中で、ここは違う。
すべてが違う。時間も価値観も受け止める天候や情報や事象。
恐ろしく違う。極めて基本的な海の恵みで生きている、人々の営みがシンプルに
存在している。
でも、それがとても好きだ。
いつの間にか、世の中は複雑になって、いくつもの仕掛けやシステムのもとに
人を集めて、市場を作り、競争を生み、格差が出来、欲望の求めるままに、支配と従属が
生み出された。
もちろんそんなシステムの中でどの時点にいることが一番幸せか、などと答えを求める
つもりもさらさらないけれど、少なくとも原点はこうして垣間見ることが出来る。
小さな柿の木に実が生り、干し柿も吊るされている。そんな季節。
もちろんこの地にだっていろんな“ひずみ”はあるのだろう。
だけれど、「生きる」という感覚を、そして原点を実感できる港なのだ。
こうして記事として書く前に1度訪れていて、今回は2度目。
ますます、あまりに静かで、せわしい世の中との隔絶を感じる訪問だった。
たまにはこんな静かな港町を訪れてみたい。
西彼半島にある極めてマイナーと思われるとても小さな港。「小口港」
ここに来ると時間が止まる。
まず音らしい音がほとんどしない。住人もいるのだけれどとても静か。
海は凪いで水鏡のように空を湛えている。
誰も来ない、多分そんな話題になることもないであろう小さな港。
水面を覗くと鯛やフグが結構泳いでいる。
船を出さなくてもここで釣ればあがりそう。
すごいじゃないか。
世の中は解散だ、選挙だ、と言っている中で、ここは違う。
すべてが違う。時間も価値観も受け止める天候や情報や事象。
恐ろしく違う。極めて基本的な海の恵みで生きている、人々の営みがシンプルに
存在している。
でも、それがとても好きだ。
いつの間にか、世の中は複雑になって、いくつもの仕掛けやシステムのもとに
人を集めて、市場を作り、競争を生み、格差が出来、欲望の求めるままに、支配と従属が
生み出された。
もちろんそんなシステムの中でどの時点にいることが一番幸せか、などと答えを求める
つもりもさらさらないけれど、少なくとも原点はこうして垣間見ることが出来る。
小さな柿の木に実が生り、干し柿も吊るされている。そんな季節。
もちろんこの地にだっていろんな“ひずみ”はあるのだろう。
だけれど、「生きる」という感覚を、そして原点を実感できる港なのだ。
こうして記事として書く前に1度訪れていて、今回は2度目。
ますます、あまりに静かで、せわしい世の中との隔絶を感じる訪問だった。