魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

壊れかけのテレビ

2014年11月04日 | ワイン ~2019年
壊れかけのうちのテレビ、相変わらずだ。

突然「ゴー!!!」と言ってみたり、時々画面が黒くなったり、異常が出ます。
チャンネル変えたり、つけなすと直ったりするので、適当に扱っております。


そして、うちのテレビはアナログ放送を受信しています。
もちろんケーブルテレビなので、デジタルを変換してアナログで送られてくる状態です。

言わずもがなテレビ自体もブラウン管ね。



最近こんな画像が出るようになった。



黒い外側のところです。
「2015年3月までに終了 デジアナ変換」とあります。

もうちょっとしたらテレビが見られなくなります。

やれやれ。まあ見る時間も少ないので、テレビがなくなってもいいんだけれど、
そろそろ買わないといけないんだろうな。
ここまでずっと昔の状態を引っ張っている家は珍しいというか、貴重でしょ。


買い替える資金がないのでワイン買ってやってください。




さて、今夜はこれ。




2012 コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ
  (チリ、CS種、赤、千円台前半)


やはり恐るべしコノスルでした。

香りはスグリ、カシス、プラムなどのベリー系、それにカフェオレや葉巻タバコ、
シガーボックス、そしてスモーキーでなめし革、ユーカリなど。


味わいはしっかり濃くてコクもあります。タンニンも充実して申し分ありません。
千円台前半として十分に出来ています。

ただ、驚きは翌日です。つまりこのワインは早くて翌日までわざと残した方が感動します。
それはスモーキーで葉巻のようなニュアンスなんです。

2日目に現れるこの味わいは、コンパクトだとはいえ、この価格で感じることが
出来るフィネス。かなりの域に達していると思います。

それはあまりに恐ろしくて言葉を失いそうです。チリとしてはオフヴィンテージの
2012年ですらこうですから、当たり年にでもなったらこのワインはどう変わるのでしょうか。

しばらくこの「リゼルヴァ」クラスはシラーとピノ・ノワールを取り扱っており
ましたが、次回の仕入れでこのカベルネ・ソーヴィニヨンも扱ってみようと思います。

アナログブラウン管のテレビほど珍しくもありませんが、そのうち入っております。


コメント (2)
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