魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ドリームランド-いよいよ2015ブルピノ

2016年10月22日 | ワイン ~2020年

読めないですよね。


ちょっと入っていくと木の看板がありました。


「片島ドリームランド」「片島クラブハウス」???



でもあんまり入りたくないんだよなあ・・・。



海のそば。芝の広場があって、ビニールハウスで何か栽培していて、
こんな倉庫みたいな小屋があって、中ではおじさんたちが3人ほどいましたっけ。
何でか旭日旗を掲げてます。写真では伝わりにくいちょっと不思議な雰囲気でした。
魚雷跡に行った時に撮った写真です。

この日はのんびりしていましたが、どこか近寄り難い印象。ちょっと怪しい。
そのうち何なのか聞いてみましょう。





さて、夜はこれ。




2015 ブルゴーニュ ピノ・ノワール レ・ジュネヴリエール(フレデリック・エスモナン)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円前後)


いよいよ2015年のブルゴーニュルージュがリリースされました。
その先駆けとしての有名ドメーヌものの試飲です。
高騰しているブルゴーニュの中で、このワインは屈指の安さかもしれません。

明るい色合い。香りはイチゴ、チェリーがふんだんに香ります。若いのでピチピチです。
セルロイド、ハーブ等もきます。


味わいは軽やかな中に、健全なブドウがきらめいています。きれいな酸味と細かいタンニン。
充実しながら愛らしくバランスを保つスタイル。
ちょっと酸味があるかな、と思わせるも、果実味がちゃんと軽いながらついてきています。

安い価格帯ですが、決して軽く頼りなげではなく、どこか芯を感じて凛としたバックボーン
を持っています。このあたりが2015年の良さかもしれません。

このヴィンテージには期待しましょう。とりあえずはこのお手軽なブルゴーニュ赤をお試し
頂きたいと思います。


コメント (2)
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