魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

アンブロワーズが自然派に-懐かしのラーメン

2016年10月27日 | ワイン ~2020年
今夜はこれ。




2014 ブルゴーニュ ルージュ(アンブロワーズ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円台後半)

私の大好きな造り手の新ヴィンテージです。
明るい色調。香りはチェリー、イチゴ、フランボワーズなど明るいベリーの中に
オレンジ(よく成熟したフルーツ)、そして肉、旨味系を感じます。

味わいは軽めで、とても明るく、第一印象は太陽が造ったキャンディーを思わせます。
明るい果実味、明るく緩めの酸味、細かいタンニン、長寿ではないですが(上のクラスは
きっともっと熟成能力は高いでしょう)、優しい中にピチピチと跳ねた若さが垣間見えます。
肉や旨味系もきれいに伸びてきて、心地良いブルゴーニュピノとなっています。

やっぱり毎年美味しいアンブロワーズ。疲れないし大好きです。


ところで、このヴィンテージより緑色の「ABマーク」が記載されています。
有機農法で造られた自然派マークです。



もともと何年も前からやっていたはずですが、新たに認証を取った訳です。
個人的には「そんなの要らんとに・・・」と思います。
こうして今まで認証取らなかったけどホントはさ・・・という造り手、結構多いんですよ。

そんなお金も手間もかかる煩わしさは造り手には必要ないんです。
事務的な認証よりも美味しいワインを造ることにエネルギーを使っていただきたい。

だってこれだけ美味しければ、自然派かどうかは、まったくどーでもよくなります。
飲んで受け入れる体がそれを分かります。

ABマークの表示があろうがなかろうが「されどアンブロワーズは変わらず!」とワインからの
声が聞こえました。

この造り手はずっとずっと応援し続けていきます。





そしてこちらは自然派ではないラーメン。

天下一品もいよいよ〆かなと思って来店。

「こってり」「屋台味」は食べたので、最後に残った「あっさり醤油味」をいきました。


すごく懐かしい風味でした。
昭和30~40年代近所の中華屋さん。入ったらラジオやテレビがついてて、メキシコ五輪の
ニュースが・・・そんな懐かしい雰囲気が醸し出された味でした。ただ、味は単調。
ランパスだからいいものの、通常の680円だったらさすがに高く感じます。ノスタルジーを
味わいたい時だったらいいかも。

ただ、「こってり」が1杯、949kcalもあるのに対して、こちらだと380kcal!!!
これはありがたいよね。


よし、これで天下一品は全部食べたぞ!と思っていたら、こんな張り紙が・・・



何かこいは?!


コメント
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