魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

素晴らしいシモン・ビーズ ブルゴーニュでスタート!

2018年01月03日 | ワイン ~2020年
明けましておめでうございます。
本年もぼちぼちとと付き合いください。よろしくお願いいたします。


このブログはあくまでワインブログ?ですので、最初だけは美味しいワインからスタートしたいです。


今年は元旦に飲んだこれでスタートです。





2015 ブルゴーニュ レ・ペリエール
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、4千円台)

香りをひと嗅ぎ・・・!!!


これはっ?! もう来てますね。

深いベリーの洞窟、そして洋酒を使った洋菓子を思わせる深い香り、まずそれらが来ます。

チェリー、ブラックチェリー、パッションフルーツなどの果実、深さを与えるミネラル、
黒糖のような黒く甘い香り・・・その奥に黒革だ。これは尋常ではない。
若いブルゴーニュピノが持つチャーミング一辺倒ではなく、深さと透明感、珠玉だ。


味わいはとてもまろやかで深みがあり、ミネラリーで透明感とかクリアさを伴い、
きれいに昇華されていく極めて美しい果実味が心を捉えます。

思わず「ビューティホー!」って言葉が出ます。


若いのでタンニンは強めですが素晴らしい! 
この2015年ものは飲む宝石でしょう。

CDを聴いているような錯覚に陥ります。多分に会うのはワルツ。
グラスを掲げながらリズムに合わせて揺らしたくなるほどです。


造り手、千砂さんのワイン造りの物語を少しでも知っているがゆえに、涙が出そうなくらい
素晴らしい結晶のように輝きます。
これだけ果実味がきれいでタンニンも豊かであれば、熟成を期待できるのではないでしょうか。
上のクラスはなおさらでしょう。これは追加を入れたいと思います。感動ものです。
今年も素晴らしいワインでスタートで出来た幸せを喜びたいと思います。

ブルゴーニュマニアは2015のシモン・ビーズを買って寝かすべしでしょう。



亡くなったご主人パトリック氏もこの年のワイン、きっと喜んでいらっしゃることでしょう。
この歌を書いた時にはまったく元気だったのですが、まさか・・・ね。

この曲を捧げたいと思います。一発撮りのライブ演奏です。
お正月なので聴いてやってください。
(5拍子なので |1・2・3・1・2|1・2・3・1・2|~と乗ってください)



葡萄の声(オリジナル曲、ラリラリ・ピノ)



以下、歌詞です。

<葡萄の声>
(1)
ここまでねと車を降りて 続く山の斜面を登る
敷き詰められた金色の波 そう、がんばったからね
風景に溶けながら二人 葡萄の実を一粒かじる
今年の出来はきっと良いねと ひとみ輝かせていた

あの時造ったボトルの中に あなたはずっと眠っている

★時々だけど逢いたくなって 励ましてもらいたくて
 ピノ・ノワールが心に溶けて 涙に変わる 涙に変わる


(2)
今年も葡萄の樹は芽吹き 小さく白い花咲かせる
巡り来る日になれば風が 優しく頬を伝う
突き抜ける空を見上げれば 今日も幻のあなたいる
忘れるために歌い続けてる それでもあなたと生きてる

少しだけ眠りさえぎって あなたの声を探してみる

★時々だけど逢いたくなって 励ましてもらいたくて
 ピノ・ノワールが心に溶けて 涙に変わる 涙に変わる

ふわりゆらゆら ふわりはらはら ふわりひらひら・・・・・思いがたゆたう

★次にあなたに逢うのは きっと何かにつまづいた時
 ピノ・ノワールが心に溶けて・・・・・
 空見上げまた歩く 笑顔思い出して





そして元旦朝に詣でたのはこちら。







イートインのみ限定というバゲットを。





美味しいものもしっかりと食べます。
本年もよろしくお願いいたします。


コメント
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