魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

おお、ここも値上げ!-ベルトー2015

2018年01月05日 | ワイン ~2020年
何となくであるけれど、いろいろと値上げが続いているようです。


我が愛するスパイスのお店「チャイ屋マドゥバニ」もとうとう値上げです。


実は年末にもカレー食べ納めで行きました。





その時にも予告はありました。





新年になり、正式にこちらです。



結局ダイ(定食大のこと)は1300円に。



もうね、仕方ないので、チキンコルマ2です。






おや、ちょっとだけ盛りが良いみたい。ルーの部分の高さがありました。

店主のすまなさそうな表情が、カレーの盛りに現れています。

ちょっとだけ笑いました。


それなりにみんながんばっています。応援しましょう!





夜はこれ。




2015 フィサン(ベルトー・ジェルベ)
  (仏、ブルゴーニュ地方、ピノ・ノワール種、赤、4千円台)

アドメーヌ・フランソワ・ジェルベを母に持つアメリー・ベルトー女史が当主です。
低温マセラシオン。天然酵母で発酵。優しい抽出でシルキーなタンニンが特徴のドメーヌ。



香りはチェリー、フランボワーズ、どこかモモっぽさも感じるフルーツに、セルロイドや
ミネラル、少し革など。

味わいはソフトで優しく広がります。心地良いです。
ここの造りはタンニンを抑えてきれいなフルーツを出すスタイルなのですが、2015年という
超当たり年でも垣間見えます。さすがにタンニンはしっかりとありますが細やかで、穏やかに
仕上がっていて、きれいな酸味も良い感じ。村名ですし、偉大でこそありませんが、
若いうちからチャーミングに楽しめるように造ってあります。

2日目になると、旨みが増し、チャーミングさもさらに光ってきます。
美味しいワインです。近年注目されている造り手なのでマークしてください。

やはりブルゴーニュは4千円台までがんばると、かなり美味しいものに当たりますね。
近年高いし、悩みますよねえ。


コメント
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