魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

災難はやって来る-サド侯爵のワイン

2018年01月19日 | ワイン ~2019年
いつも食べものの話ばかり書いているので、今日は先日起こった悲壮な出来事を
書いておこうと思います。


それは佐世保市から長崎市へ帰ってくるバスの中で起こりました。


1時間半程度のノンストップ高速経由のバスです。

佐世保駅前から乗って→大波止→長崎駅前 と行くわけです。



佐世保から乗って寝ておりました。


すると・・・・・???


ピキーーーン!


足が攣った



一生懸命戻そうとしたけど戻らない・・・

1、2分くらい攣った状態でしたが、必死で戻しました。


汗タラタラ。


足がイテー、イテー。

原因は水分不足とはいうものの・・・ちゃんと飲んではいるんですけどねえ。




やっと戻ってひと心地。

またウトウトとしておりました。



そうするうち、ああ、もうすぐ到着か・・・と起きました。



次の停留所、大波止の方が自宅には近いので、そこで降りようとしたら・・・

片道切符1500円が紛失!!!

ポケットに入れとったとにー?!


探す・・・探す・・・探す・・・出てこない(汗)




バス「間もなく大波止です。お降りの方はいらっしゃいませんか~?」


私の心の中「いらっしゃいませ~ん。乗車券が見つかるまでは~!」



もうこいじゃ、また1500円出して券を買わんといけんばいねー(涙)と思っていたら

終点長崎駅前を目の前にして・・・




シートと壁との間で発見!!!

Oh、Oh、オーマイガー!!!  涙、涙、涙



そして攣った足を引きつりながらやっとのことでバスを下車したのでした。


う~~~ん、ついてない。


その後は、たった1、2分攣った足の痛みが消え、正常になるまでに2、3日かかりました。
もうね、治りも遅いとよね。

いや~、突然足つるよね~。

・・・という悲しいおはなしでした。身につまされた方いらっしゃいませんか???






さて、今夜はこれ。





2012 マルキ・ド・サド ルージュ
  (仏、ローヌ地区、グルナッシュ&シラー種、赤、千円台前半)


香りはプラムやブラックベリーなどの黒系ベリー。ミネラル、クレヨン、黒土、
シナモン、ジンジャーなど。


味わいはまろやかで濃いめ。タンニンは細かくてしっかり。酸味はほど良い。
田舎臭くてグルナッシュ種が強いか?と心配しましたが、とても落ち着きがあって
シラー種の方が結構出ている感じで安心しました。

これで1100円台はコストパフォーマンスいいです。ちょっと大人しいかもしれませんが
濃さ、まとまり、料理との相性など案外良い線行けてると思います。


ところでこのワインのオーナーは、サド・マゾと呼ばれていますが・・・あの有名な「サド侯爵」
の子孫なのだそうです。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

不味かったら、飲んでるこちらから(-_-)/~~~ピシー!ピシー!としてやろうか?と思い
ましたが、ちゃんと美味しいので罰はナシですね。(笑)


足は万全になっております。しかし毎日自分の心に鞭打って生きている悲しい中年の
おぢさんでございます。


コメント (2)
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