魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブルゴーニュワイン会9・23

2018年09月24日 | ワイン ~2019年
ブルゴーニュワイン会を行いました。
一昨日のV・ファーレン長崎の勝利を祝う会でもありました。(偶然)

わたしが初歩的かつ俗物的な内容で、地図片手にお話させていただきました。
どれくらい内容が届いたかは不明ですが、楽しいのは間違いなかったと思います。(汗)







1 2006 バロンフェンテ グラン・ミレジム(シャンパーニュ)
熟成感と厚み。これ好きだなあ。


2 2013 ピュリニー・モンラッシェ レ・シャルム(ニュダン)
開いた造りでゴージャス。ちょっと開き気味でボトル差があったかも。



3 2015 ムルソー 1er シャルム(フェヴレ)
背筋がシャキーンとし、しっかりした骨格を形成するミネラル感。その中に複雑味や
蜜の風味も垣間見えます。年が良いのでちょっと早いかと心配しましたが、これは
とても素晴らしいワインです。
フェヴレの白はすごいと思います。






4 2015 サントネー 1er グラヴィエール(フィリップ・コラン)
力があります。若く弾ける果実味と土やスパイスやいろんなニュアンスがまじりあって
複雑味、ニュアンスもしっかり。これは穴ワイン。



5 2013 ニュイ・サン・ジョルジュ V.V(ロベール・シュヴィヨン)
予想しておりましたが、やはりやや固い。ほぐれるのに時間がかかりました。
ほぐれるとチェリーのキャンディーのようになってきます。
プロの評価の高いワイン。


6 2009 ポマール 1er グラン・ゼプノ(ミシェル・ゴヌー)
ほど良い熟成感、それでも中にはしっかりした果実味と土、ミネラルが漂い、個人的に
すごく良かったと思います。はまります。



7 1999 グランド・リュ(フランソワ・ラマルシュ、特級)
この畑はロマネ・コンティとラ・ターシュの間にあります。
ビロードのような厚み、複雑味、やはりさすがの資質です。みなさんにも好評でした。
ちょうど良い飲み頃かと思います。こういうの提供する側は内心ハラハラで、ちゃんと
美味しく飲めて安心しました。



8 2012 カレラ キュヴェV(USA)
参加のY氏よりの提供ボトル。
安定のカレラ。きれいな果実味です。みなさん心地良く飲まれていました。



とまあ、こんな内容でした。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
ビール箱に座って飲むのは高級ワイン。このギャップがたまりません。
ちなみに会費は5000円でした。高騰しているブルゴーニュを出来るだけお安く
楽しんでいいただく会のつもりです。

またやりたいと思いますので、ご期待ください。



コメント
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