魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

杵の川純米-いつもの政

2018年09月28日 | Weblog
長崎県諫早市にある「杵の川」。

元「太陽酒造」その元「黎明」「雲仙」「恵美福」「呉竹」による合資会社。

現在名は杵の川ですが、いろんな紆余曲折の歴史を感じます。



そんな杵の川の純米酒小瓶を飲んでいます。(ワインが足りんかったから)




清酒特有の甘い厚みがあって、水田の土や水の風味があります。
V・ファーレンの応援で、この蔵元の側を通るのですが、川の流れ、水田の香り、
その時の香りがよぎります。

なるほどと思う片鱗は感じるのですが、多分というかまずブラインドだと分からないと思います。
(清酒のブラインドほど難しいものはないでしょう)


新緑の香りがしてくる5月頃から、田植えのシーズン~真夏、そんな季節は土や青草の緑や、
水、土中のいろんなニュアンスがあります。その水田の風味を受け継いでいるかのような
味わいです。地元で感じる「何か」をどこかに秘めているような気がします。



ずっと長年、この蔵の清酒を取り扱ってきましたが、最近の端麗辛口主流の流れになって
取扱量が減ってきています。清酒のそのあたりの消費者の嗜好はなかなか難しいのですが、
地元愛としてやや甘口ながらも愛飲していただきたいと思います。

皿うどんのように、近親の集まりで出される料理にはこのお酒は合うことでしょう。
「皿うどんに金鳥ソース」ならぬ、「皿うどんに清酒」という組み合わせができ
そうなお酒です。(その際、ウスターソース系はかけないで甘さを受け入れましょう)

飲みながら皿うどんが食べたくなったほどです。

これからの季節、清酒も美味しいですよね。





はい、ラーメンも食べました。





やっぱり食べ過ぎますね~。
美味しいので仕方ない。
ちなみにごはんは減らしてもらってます。(言い訳ね)



コメント (2)
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