今夜の試飲はこちら。
2018 サントネー ルージュ(フィリップ・コラン)
(仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円程度)
2018年のACブルゴーニュがすごく美味しかったので、この造り手の次にお手軽な赤の
村名をいきたいと思います。サントネー(サントネイ)村はコート・ド・ボーヌ地区の
ほぼ最南端辺りに位置します。結構力強くしっかりしたイメージがあります。
まずは注ぐと、しっかりとした泡立ち、ワインの涙が見事に現れ、エキス分が
充実していることがわかります。
香りはカシス、スグリ、モモなどのフルーツに赤い厚い花びら、花の蜜、コショウ、
ハーブ、シナモンなど。
味わいは濃く柔らかい。圧倒的な果実味に十分な酸、細かく揃ったタンニン。
若いワインとしては文句ありません。
今後現れてくるニュアンスは今のところわかりませんが、数年寝かせて美味しくなることは
ほぼ間違いないでしょう。2023~2030年あたりがベストかもしれませんが、今も
十分な果実味主体でちゃんと楽しめます。
この造り手で寝かせるならば1級畑の方がベターなのですが(4、5千円はします)、
ぎりぎり2千円台で十分なポテンシャルを楽しむことが出来ます。素晴らしい。
十分に美味しいブルゴーニュですので、今1本飲んで、もう1本を数年寝かせること
をおすすめします。
通りすがりに・・・
梅香崎町にあった「美有天」のビルが解体されています。
かつて何度か食べたことがあるのですが、淋しいです。
今は中華街も大変な状態でしょう。もちろん中華街以外も大変です。
麺は「蒙古タンメン中本の北極ラーメン」で。
やはり安定の中本。ガツンとくるので気合が入ります。
夏はこの辛いのが・・・というか、夏が、本格的な夏がまだ来ん!
今年は梅雨明けが遅いですね。そして梅雨末期の雨にもまだまだ注意です。
今日も明け方、近所にすごい雷が落ちたみたいです。