魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

サントネー(フィリップ・コラン)-北極

2020年07月24日 | ワイン ~2020年

今夜の試飲はこちら。

 

2018 サントネー ルージュ(フィリップ・コラン)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円程度)

 

2018年のACブルゴーニュがすごく美味しかったので、この造り手の次にお手軽な赤の

村名をいきたいと思います。サントネー(サントネイ)村はコート・ド・ボーヌ地区の

ほぼ最南端辺りに位置します。結構力強くしっかりしたイメージがあります。

 

 

まずは注ぐと、しっかりとした泡立ち、ワインの涙が見事に現れ、エキス分が

充実していることがわかります。

 

 

香りはカシス、スグリ、モモなどのフルーツに赤い厚い花びら、花の蜜、コショウ、

ハーブ、シナモンなど。

 

味わいは濃く柔らかい。圧倒的な果実味に十分な酸、細かく揃ったタンニン。

若いワインとしては文句ありません。

今後現れてくるニュアンスは今のところわかりませんが、数年寝かせて美味しくなることは

ほぼ間違いないでしょう。2023~2030年あたりがベストかもしれませんが、今も

十分な果実味主体でちゃんと楽しめます。

 

この造り手で寝かせるならば1級畑の方がベターなのですが(4、5千円はします)、

ぎりぎり2千円台で十分なポテンシャルを楽しむことが出来ます。素晴らしい。

十分に美味しいブルゴーニュですので、今1本飲んで、もう1本を数年寝かせること

をおすすめします。

 

 

 

通りすがりに・・・

梅香崎町にあった「美有天」のビルが解体されています。

かつて何度か食べたことがあるのですが、淋しいです。

今は中華街も大変な状態でしょう。もちろん中華街以外も大変です。

 

 

麺は「蒙古タンメン中本の北極ラーメン」で。

やはり安定の中本。ガツンとくるので気合が入ります。

夏はこの辛いのが・・・というか、夏が、本格的な夏がまだ来ん!

今年は梅雨明けが遅いですね。そして梅雨末期の雨にもまだまだ注意です。

今日も明け方、近所にすごい雷が落ちたみたいです。

 

 

 

コメント
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