魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

新発売一蘭カップ麺

2021年02月18日 | 美味しいもの

今話題の「一蘭カップ麺」。コンビニではローソンにあります。

 

買ってきました。

奥さんの分も2個ね。

 

レシートを見ると凄いことになっています。

2個で980円!!!

 

ただ、このカップ麺の開発には20年かけたそうです。

具材が意図的にないんです。それでこの価格。

 

まあ、豚骨野郎の私としましては一度はトライです。

 

 

作りました。

何もないよね。

 

そのまま食べます。

甘くラードの乗ったスープはやはり豚骨の美味しさをしっかりと伝えてくれます。

美味しいなあ・・・・・。 しみじみ・・・・・。

スープはお店の味そのものだし、麺も良く出来ている。

 

 

そして秘伝のタレ(唐辛子配合のピリ辛ダレ)を入れてみます。

これをまぜながら食べると、味わいが変わり鋭角的になります。

ただし、柔らかでふっくらした感じは失ってしまいます。

 

個人的には秘伝のタレは入れないほうが好き。純粋な豚骨ラヴァ―は入れないのを

好む方も結構いるじゃないかなあ。まあ、そこは好き好きね。

奥さんが辛いのあんまり好きではないので、タレはちょっとしか入れなかった分、

私が1.7個分くらいタレを入れる羽目に。 ドーッテコトナイノダケレド

 

この後、ネギを投入、海苔を投入、ごはんと一緒に食べたりしました。

原点に立ち返り、いろいろと考えさせられることがありました。

 

 

・秘伝のタレは入れない純豚骨の方が好き。

 

・塩分が意外と強めだなあと正直思いました。もう少し軽くても良いと思う。

 

・具のないラーメンを提案されたことで、あらためてラーメンの原点はスープと麺だなあと

 認識させてくれました。この提案はお見事です。

 他のラーメンもこれを基本として、あらためて評価しようかと思い直しました。

 

・世の中にあふれるラーメンや、いろんなものはトッピングに頼り過ぎてはいないか?

 そんなことまで思ってみたり。それは人生観だったりも。

 

・価格が高いので、2度目以降のリピートはあるのだろうか?

 等々・・・。

 

「つい立のある独特の味集中システムの店舗の作りなのだからこそ」の、この具のない

カップ麺なのだなあ、と納得。

ただ、このカップ麺はお土産用でもあるので、普段に買って食べる回数は極端に少ないでしょう。

 

私が大好きな佐賀系豚骨は、もう少し塩分も少なく、ダシ的味わいが覆って優しい。

味噌汁やお吸い物を飲むような、それに近い感じです。あらためてそんな部分を大事に

していきたいと思いました。

 

でもまたこのカップ麺は買ってみましょう。人間の生き方にも通じる、見かけや

飾りではない本質的な部分の大切さ・・・そんな哲学的なものまでをも

考えさせられたことは実に収穫でした。

原点に、初心に立ち返って、再確認したいことがたくさん出てきましたよ。

 

「とても良いラーメン」でした。

 

ただ、秘伝のタレはいらんけん、もうちょっとお安く出して~。(笑)

 

 

 

コメント (2)
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