今話題の「一蘭カップ麺」。コンビニではローソンにあります。
買ってきました。
奥さんの分も2個ね。
レシートを見ると凄いことになっています。
2個で980円!!!
ただ、このカップ麺の開発には20年かけたそうです。
具材が意図的にないんです。それでこの価格。
まあ、豚骨野郎の私としましては一度はトライです。
作りました。
何もないよね。
そのまま食べます。
甘くラードの乗ったスープはやはり豚骨の美味しさをしっかりと伝えてくれます。
美味しいなあ・・・・・。 しみじみ・・・・・。
スープはお店の味そのものだし、麺も良く出来ている。
そして秘伝のタレ(唐辛子配合のピリ辛ダレ)を入れてみます。
これをまぜながら食べると、味わいが変わり鋭角的になります。
ただし、柔らかでふっくらした感じは失ってしまいます。
個人的には秘伝のタレは入れないほうが好き。純粋な豚骨ラヴァ―は入れないのを
好む方も結構いるじゃないかなあ。まあ、そこは好き好きね。
奥さんが辛いのあんまり好きではないので、タレはちょっとしか入れなかった分、
私が1.7個分くらいタレを入れる羽目に。 ドーッテコトナイノダケレド
この後、ネギを投入、海苔を投入、ごはんと一緒に食べたりしました。
原点に立ち返り、いろいろと考えさせられることがありました。
・秘伝のタレは入れない純豚骨の方が好き。
・塩分が意外と強めだなあと正直思いました。もう少し軽くても良いと思う。
・具のないラーメンを提案されたことで、あらためてラーメンの原点はスープと麺だなあと
認識させてくれました。この提案はお見事です。
他のラーメンもこれを基本として、あらためて評価しようかと思い直しました。
・世の中にあふれるラーメンや、いろんなものはトッピングに頼り過ぎてはいないか?
そんなことまで思ってみたり。それは人生観だったりも。
・価格が高いので、2度目以降のリピートはあるのだろうか?
等々・・・。
「つい立のある独特の味集中システムの店舗の作りなのだからこそ」の、この具のない
カップ麺なのだなあ、と納得。
ただ、このカップ麺はお土産用でもあるので、普段に買って食べる回数は極端に少ないでしょう。
私が大好きな佐賀系豚骨は、もう少し塩分も少なく、ダシ的味わいが覆って優しい。
味噌汁やお吸い物を飲むような、それに近い感じです。あらためてそんな部分を大事に
していきたいと思いました。
でもまたこのカップ麺は買ってみましょう。人間の生き方にも通じる、見かけや
飾りではない本質的な部分の大切さ・・・そんな哲学的なものまでをも
考えさせられたことは実に収穫でした。
原点に、初心に立ち返って、再確認したいことがたくさん出てきましたよ。
「とても良いラーメン」でした。
ただ、秘伝のタレはいらんけん、もうちょっとお安く出して~。(笑)