魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マーチンカフェ-BrgR(M・グロ)

2021年02月13日 | ワイン 2021

長崎市新大工町の「マーチンカフェ」へ。

 

新大工町はいろいろとお店があって楽しい。奇跡の商店街だと思う。

最近シンダイキスト復活してきました。

 

 

本日のメニュー。

ランパスでは750円以上が550円、という設定なのでこの日替わりにクッキーが

お土産に付きます。

地元の方が多い?と推測しますが、たいてい混まない程度に賑わっています。

私も、もう何度目だろう。

 

きたよ~。

こちらは味付けも良くて満足のお昼となりました。スープが結構気に入ってます。

全体的に力が抜けて落ち着けるお店です。

またそのうち伺おうと思います。

 

 

 

今夜の試飲はこちら。

 

2018 ブルゴーニュ コート・ドール(ミシェル・グロ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

ほぼ毎年飲んで指標にしている造り手のひとつです。毎年優等生。

 

香りはチェリー、カシス、イチゴなどに甘やかな花の蜜など。ただ、あまりに

早いのかミントや硫黄、揮発性の香りが覆い、現段階では閉ざしています。

グラス同士で何度かデカンタして何とか開かせています。

 

味わいは硬く、まだまだです。良質な果実味を持っているのは分かりますが、

閉じています。1年後くらいにはその果実味の層が美しさを織りなすであろう予感は

しますが、現状では飲むには早過ぎるでしょう。

しばらく販売できず、セラーに眠ることになるのだろうか?!(涙)

 

2018年は2003年くらい早熟で美味しいか?と思っていたのですが、このミシェル・グロ

には当てはまらないかもです。実に堅固でクラシカルさも秘めています。

もちろん販売はしますが、美味しくなる頃には市場から消えていることでしょう。

このあたりがブルゴーニュの難しさでしょうか。

 

 

 

コメント
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