魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

絶メシロード-グリルはやしだ-ロング・バーンChar

2021年02月22日 | 美味しいもの

来てしまいました。長崎市江里町にある「グリルはやしだ」。

 

少し前にTV東京のドラマで「絶メシロード」というのが放送されていましたが、

まさにそんな感じです。ご年配夫婦の経営なので、いつかはなくなるお店。

貴重です。

タイムスリップしたような昭和のレトロ洋食屋です。

 

 

牛シチュー定食が美味しいとのことで、オーダーするも切れておりました。

ということで、Aランチ850円をオーダー。なかなか宿題のメニューは食べられず仕舞い。

それはまたの機会ということで。

 

 

きたよ~。

相変わらず賑やかだ。

 

 

拡大。

エビフライ、魚フライ、ポークチャップ、ハンバーグ、ナポリタン・・・。

 

 

反対側を見ましょう。

天ぷら(かき揚げ、ナス、春菊)、レタスやキャベツ、ポテトサラダ、トマト、

キュウリ、ハム・・・いやいや実際食べてみると凄いとです。

つい胃袋に入るかな?と思ってしまうほど。

 

どれがすごいってわけではないのだけれどね、全体の雰囲気が最高。

昭和の店内、おばあちゃんの接客、そしてコストパフォーマンス。

お腹いっぱいになって店を出る時のノスタルジーの後ろ髪を引かれる思い。

何だろう、わけわからないけどシブイこの店が好きだ。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2018 ロング・バーン シャルドネ

   (USA、シャルドネ種、白、千円台半ば程度)

 

香りは黄色めの柑橘がきます。よく熟しているのでしょう。そしてオーク樽からくる

バニラ、ナッツ、蜜などがあります。

 

味わいは熟した感じの果実味と、オークからのナッティーで蜜のような甘さもあり

ますが、それぞれが軽やかに調和して嫌みを感じません。よくあるUSAの甘めで

くどい感じがなく、軽快に喉を通っていきます。コクが弱いと言えばそうですが、

逆にさわやかに親しみやすく飲める、と言えばそうなのです。価格的にも悪くはありません。

ニューワールドのシャルドネが苦手、という方にもこれなら小気味良くいけるかもです。

 

 

 

コメント (2)
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