来てしまいました。長崎市江里町にある「グリルはやしだ」。
少し前にTV東京のドラマで「絶メシロード」というのが放送されていましたが、
まさにそんな感じです。ご年配夫婦の経営なので、いつかはなくなるお店。
貴重です。
タイムスリップしたような昭和のレトロ洋食屋です。
牛シチュー定食が美味しいとのことで、オーダーするも切れておりました。
ということで、Aランチ850円をオーダー。なかなか宿題のメニューは食べられず仕舞い。
それはまたの機会ということで。
きたよ~。
相変わらず賑やかだ。
拡大。
エビフライ、魚フライ、ポークチャップ、ハンバーグ、ナポリタン・・・。
反対側を見ましょう。
天ぷら(かき揚げ、ナス、春菊)、レタスやキャベツ、ポテトサラダ、トマト、
キュウリ、ハム・・・いやいや実際食べてみると凄いとです。
つい胃袋に入るかな?と思ってしまうほど。
どれがすごいってわけではないのだけれどね、全体の雰囲気が最高。
昭和の店内、おばあちゃんの接客、そしてコストパフォーマンス。
お腹いっぱいになって店を出る時のノスタルジーの後ろ髪を引かれる思い。
何だろう、わけわからないけどシブイこの店が好きだ。
今夜の試飲はこれ。
2018 ロング・バーン シャルドネ
(USA、シャルドネ種、白、千円台半ば程度)
香りは黄色めの柑橘がきます。よく熟しているのでしょう。そしてオーク樽からくる
バニラ、ナッツ、蜜などがあります。
味わいは熟した感じの果実味と、オークからのナッティーで蜜のような甘さもあり
ますが、それぞれが軽やかに調和して嫌みを感じません。よくあるUSAの甘めで
くどい感じがなく、軽快に喉を通っていきます。コクが弱いと言えばそうですが、
逆にさわやかに親しみやすく飲める、と言えばそうなのです。価格的にも悪くはありません。
ニューワールドのシャルドネが苦手、という方にもこれなら小気味良くいけるかもです。