魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

キュヴェ・セクレテ Me・CS-政

2021年06月01日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこちら。

 

2020 キュヴェ・セクレテ メルロ&カベルネ・ソーヴィニョン

   (仏、ラングドック・ルーション地区、Me&CS種、赤、千円とちょっと)

 

SO2無添加のオーガニックです。まあ、正直私が眉をしかめる設定になってます。

「無添加のオーガニック」って意識高い系の方々へのマーケティング戦略だって。

怒られるかもしれないけど最初に言っとくね。

「無添加のオーガニック」表示のワイン=高品質で美味しいワインではありませんからね。

 

 

 

香りはプラムやブラックチェリーなどのフルーツに、洞窟や日陰の植物、ミネラル感もあり、

厚手の赤い花びらを思わせます。

 

味わいは厚みとある程度の濃くはあるものの、アタックがとてもソフトでこのあたりが

オーガニックならではなのでしょう。素直ですいすいと入ってきます。

この価格でこれを実現したことはすごいと思います。嫌みがなく、ただ、同時に複雑味や

いろんなニュアンス、コンプレキシティとかも不足感がありながらも美味しく飲めています。

(うちの奥さんは美味しくなくて不合格だそうです

 

こういうスタイルのワインも必要ですので、ちょびっと置いておきましょうか。

このシリーズも数本試飲いたします。

 

なぜここまで私が懐疑的かと申しますと、本当に美味しいワインは、無添加だとかオーガニック

だとか、そんな看板を背負わなくてもちゃんと美味しいからです。最低限のオーガニックに

近いことはやっていますし、サステナブルもやってるとこはやってますし、あえてそれを

名乗らないというか、そんなゆとりがあるからです。

良いワインはそんなもの。有名な高級ワインにはそんな表示なんてありません。逆に野暮かも。

 

 

 

長崎駅前の「ラーメン家 政」。

また行ってしまった。柚子塩つけ麺で。650円の幸せ。

でもこう暑くなってくると冷たい麺が欲しくなるなあ。

 

 

ところでV・ファーレン、今度の試合は相模原だけど監督が代わって、我らがかつての監督

高木琢也さんということに。いきなりV・ファーレンと当たるわけで大変だー。

でも高木さんの元気な顔が見られるのは良いことだ。

 

 

コメント
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