魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

モスバーガー-フィサン(ベルトー・ジュルベ)

2023年05月08日 | ワイン 2023

TV番組の「ジョブチューン」なるもので「モスバーガー」が登場したようだ。

twitterにその情報が出ていました。モスはフォローしています。

 

番組は以前ちょっとだけ見たことがあります。上から目線でエラそうに審査するのね。

でもスポンサーには逆らえないという宿命も背負っている・・・などど揶揄されながら

実際はどうなのよ???

 

という半信半疑の設定なので、真に受けるわけにもいかない。

とりあえず「スパイシーモスバーガー」を食べました。実は何も知らず放送日前だった。

 

何回も食べている。若い頃から通算すると数えきれないくらいだ。

 

「モスバーガー」が不味いとか、不合格だとかいう審査員はまあ、普通あり得ないわけで。

もちろん不合格を出してもそれは個人的自由。

でも多くの大衆に支持されている味わいをぶった切るとなると、勇気は必要となる。

その勇気を振り絞って不合格を出した審査員って逆にすごいかも。

好きなメニューを好き勝手に選んで買える消費者が一番だね。

宣伝効果でさぞかしたくさん売れたことと思います。

 

 

今夜の試飲はこれ。

写真を撮り忘れ、今日の分はここまで、って最後のひと口がグラスに残る。(笑)

2017 フィサン(ベルトー・ジュルベ)

(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、4千円台)

 

薄めの色合いだが、香りはきれい。チェリー、イチゴ、フランボワーズなどのフルーツが

スパイスとともに現れます。肉系とかはまだ奥の方。

 

味わいは軽やかでチャーミング。しなやかです。タンニンはしっかりありますが、細やかで軽い。

酸味も程よく、若くても十分飲めはします。

ただし、本領発揮はまだまだでしょうから、半年~1年は待った方が良いに越したことはありません。

今現在でも、ゆっくりと時間をかけて味わうとどんどん良くなります。

もちろん数年先でも全く良いと思います。

 

それにしてもブルゴーニュのこの柔らかで優しい口当たりはホント良いですねえ。

ホワッとします。大人のゆとりというか懐の奥行きというか・・・。

ちょっと久しぶりに味わうので落ち着きます。

 

 

コメント
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