魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

政-エル・エステコ フィンカ・ノターブレス タナ

2023年05月29日 | ワイン 2023

ホームグランドの「ラーメン家 政」へ。

 

いつものラーメン。

海苔が3枚。ところが今日は重なって4枚だった。ちょとだけラッキー。

どーでもいいくらいささやかなのが良い。

 

もちろん完飲完食。

いつものラーメンを食べるといつもの自分になる気がする。(笑)

そんな気分。

いよいよ梅雨入りらしい。嫌いな季節だ。

ワインの産地、カリフォルニアでは1年のうち、300日は天気が良く、雨降らないんだよ~と聞いた。

とてつもなく羨ましい。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2017 エル・エステコ フィンカ ノターブレス タナ

(アルゼンチン、カルチャキ・ヴァレー、タナ種100%、赤、3千円台前半)

 

香りは深いです。プラムやブラックベリーなどのフルーツに、カカオ、ブラックチョコ、

シナモン、針葉樹など、6年経っているのにまだまだ深みがあり掴みにくい。

 

味わいは濃厚で立体感、深みがあり、まだまだ先が見えません。ブラックチョコのような

コクもありポテンシャルがかなり。この先どれくらいしたら飲み頃になるかわかりません。

もしかしたらこの程度で終わるかもしれませんし、まだまだ旨味や熟成感が出てくるのかもしれません。

 

カベルネ・ソーヴィニョン種とか、ピノ・ノワール種とかメジャー品種ではないため、

正直予想がつけにくいです。6年経って、まだまだ黒くて深みもあり、正直愛想もそう良くはないです。

どの時点で寄り添ってくれるのか?紐解くのは難しいと思います。ただポテンシャルの高さは

それなりにあると思います。タナというのがもともと媚びない品種ですので、これも個性かもしれません。

フランスの同種とはまた違った感じもします。まだまだ分からないこと、知らないことばかり。

ワインは謎めいた世界です。

 

 

コメント
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