魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マイナー殉教地

2014年12月16日 | マイナー探訪
走っているとこんな道案内が。




なになに、「キリシタン殉教の地」だって~?!


行ってみるしかなかよね~。



先は行き止まりとなる海辺に突き出した道を進む。

わからないので地元の方に聞くと、岬の一番先にあるという。




こんな道を歩いて・・・一番先ね。


石碑にはこんなに書いてあった。



「仝地」とありますが、調べたら「同地」のことでした。難しくて読めませんでした。
お恥ずかしい。


裏側にも。




向かって左側上に展望台みたいな、休憩所みたいなものも。





こうしてほぼ誰も来ないマイナーな殉教地がひっそりと佇んでいます。
ここはネット上にもほぼ出ていないと思います。

こんなローカルな地でも弾圧があったのかと思うと驚きです。

長崎では長崎駅前にある「26聖人殉教地」が有名ですが、こうしてあちこちに残っています。

これからもひっそりと佇むことでしょう。




石碑は何千年、何万年と残りますので、むしろ殉教者たちの跡はずっと残り続けるのかも
しれません。それはそれで、今を生きる幸せな私たちの人生よりも、深く刻まれて
いるのかもしれないですね。

場所は西海市西彼町亀浦郷にあります。

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新店探訪

2014年12月15日 | 美味しいもの
長崎市銅座町にオープンしたインドカレー店へ。

銅座町といっても、築町電停と西浜町電停の間くらい。

「ムガル・マハル」(ムガール・マハール)




広い店内。結構お客さんも入っています。



メニューはこちら。





辛さは1~50辛までですよ。


さてと、日替わりランチをオーダー。
ドリンクはなしで。

本日は豆とチキンのカレーとのこと。

サリーを着た店員さん「辛さはどうしましょうか?」

私「初めてでよくわからないので、とりあえず15辛で」

と言ったら「えっ、大丈夫ですか?私なんか3辛くらいですけど」と驚かれてしまいました。

そしてほんのちょっとだけカレーのおはなし。







味は美味しいですね。通常のインド系。豆でなめらかな触感です。ナンはデカいし、
おかわりも出来るようですが、多かったので少し残しました。

添えてあるパパドというのも良かったです。口休めに食べるのでしょう。
辛さもちょうどいいくらいでしたよ。15辛、おすすめです。


同程度のランチ、チェーン店のミランなら900円くらいしますし、ナンのおかわりも
出来て200円程度お手軽に食べられますね。悪くありません。他のメニューも食べたいので、
そのうち行きましょう。


詳細はこちら(クリック)にもあります。


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ペコロスの母の玉手箱 岡野雄一まんが展

2014年12月14日 | Weblog
12/9~12/18まで。

長崎市金屋町のKTNギャラリーにて
「ペコロスの母の玉手箱 岡野雄一まんが展」が開催中です。




仕事の途中でこのあたりを通りましたので、寄ってみました。
結構広い展示室。








中でも目を引いたのは原画です。




こんなタッチで書いていらっしゃるんだなあ・・・としげしげと。
岡野さんは左利きなので描く線が・・・なるほど。
ってな具合で味わい深いです。



12月18日までです。

本日14日(日)14:00~16:00には岡野雄一トーク&ライブが行われますよ。
行ける方はどうぞ。

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南アフリカの赤の風味

2014年12月13日 | ワイン ~2019年
本日はちょっと入り込んだはなしをしてみようかと思います。



「南ア臭ってなんとなく感じるんですよ。特に個人的にピノタージュは得意ではない品種です」

そんな会話をした。

とある輸入元さんが来店された時だった。


ここの営業の方、Iさんはすごく頭が切れ、記憶力が良い。
こちらがたじろぐ程だ。「私は一度お会いしたらその方の顔は忘れないんです」と言われる。
素敵ですごい方なんです。


その後2回目の営業で1本のワインを携えて来られて、それを頂きました。

私が南ア特有の話をしたのを覚えておいて、それを払拭させようとされたのか?
ピノタージュも造っているメーカーですが、敢えてカベルネ&メルロを持って来られたようです。

みなさまは南アフリカワインにどんな印象をお持ちでしょうか。
もちろんいろんな品種がありますので、それぞれのイメージがあるかもしれません。

よくオーストラリアのワインはユーカリの風味がするとか、安いチリはビニールの
ようだとか、シャブリは火打石だとか・・・いろいろあります。
特有の風味が強く出過ぎているのを長所ととるか、短所になるのか?難しいところでしょう。




そこで飲んでみましょう。そのワイン。




2012 ケン・フォレスター プティ
  (南ア、CS&Me種、赤、千円台やや後半)


香りは凝縮したチェリーや野イチゴなどの明るいベリー。どこかワイルドさを感じ
ます。あとはプラスティックや青草や刈り取ったばかりの藁。濃く明るい感じです。
でもどこかにゴム。

味わいはちょっと焦げた果実味、焦げたゴムや革のニュアンスを持つちょっと重めの
果実味がやはり南アっぽいと思います。

価格に対してはやや軽めでしょうか。
美味しさはあるのだけれど、その南アっぽさが妙に気になって、本気にこの液体の中に
入り込めない、なにか邪魔する要素があります。


ただ、このフルーツ(果実味)は最初から知っていて「南ア」と思うのか、
ブラインドならまったく想像もしないのか?そのあたりは難しいと言えるでしょう。

でも今の私の感覚ではブラインドで出された場合、そう感じることによって「南アの赤」
と決定する要素なのです。(その程度のブラインド実力です)

せっかく輸入元さんが持って来ていただいたワインですが、これは採用できません。
飲み手を選ぶと思います。

多くの方にはさほど気にならず、美味しく飲めるのかもしれません。
でも売る側の私が自信をもってはお奨めできないからです。

個性が強いとワインも・・・そして人間も難しいですねえ。

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黄金の丘のなでしこ

2014年12月12日 | ワイン ~2019年
昨夜はこの番組を見ました。

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世界で一番美しい瞬間(とき) 「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」


BSプレミアム 12月11日(木)~12月11日(木) 午後09:00~09:49

人々が最も喜び、待ち焦がれる収穫!。ヨーロッパの選りすぐりの美食を求める旅。
フランスの世界的なワインの産地、ブルゴーニュを訪ねます。土地に根ざし、風土の
中で育まれてきた秋の恵みをいただきます。収穫が終わり、真っ赤に紅葉したぶどう畑、
一年に一度だけしか見られない、大絶景。さぁ!最高のワインが生まれるブルゴーニュへ。
【リポーター】小宮山晃義,【語り】有働由美子

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サヴィニー・レ・ボーヌ村の「ドメーヌ・シモン・ビーズ」へ。


当主パトリックが亡くなった後を、日本人の奥様千砂さんが逞しく奮闘されていました。
日本人も数人収穫に来ていましたよ。

2013年は雹でやられ、収穫量が例年の20%しかなかったそうです。大黒柱の夫を亡くし、
ブドウは悲惨。その中を必死でやって来た彼女の姿は素晴らしかったと思いました。

そして、今年2014年はとても良い出来になりそうだということです。
千砂さんが主となったファーストヴィンテージ。新たな良い門出になるでしょう。
当店も応援できたらいいな、と思いました。

見ていらっしゃらない方、きっと再放送がありますのでお見逃しなく!




さて、最近のブルゴーニュ。

ちょっと前に入ってきたボトル。こんなシールが。



多分偽造防止のためだと思います。


これらのボトルはすでに売れてしまい、手元にありませんが、つい最近入ってきた
ボトルは・・・同じような機能のものだとは思いますが、すごく細かいです。


例えばこのボトル。デュジャックのシャンボールですが





よくよく見てみるとこんなの発見。



普通に扱っていたら気付かないくらいのものです。
でもこうして現実にあるということは・・・偽物が出るの~???
それともトレーサビリティ用なのか?
微妙な心境。


でも美味しいブルゴーニュワイン、心癒すブルゴーニュワイン、人生を変える
ブルゴーニュワイン、そして恋する素敵なブルゴーニュワイン、ぜひお楽しみください。

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ランパスも追い込みです

2014年12月11日 | 美味しいもの
最近はお歳暮の配達もあり、市内を走り回ることも多いです。

ランチパスポートも期間があと少しなので、最後の追い込みとなりました。
いろいろと行きましたが、のっけておきましょう。


住吉町のタローズキッチン。ランチ時間以外でも終日OKは嬉しい。
「イタリアンハンバーグ」




樺島町のミラン。
「チキンとほうれん草のカレー」

とうとうコンプリートしてしまい、奥さんのを借りてしまいました。



そしてこちらも行っとかなきゃね。出島ワーフのサルターレ。
「マンジャーレプレート」




ちなみに雨の日は出島ワーフは空いています。


ほぼ思い残すこともなくランチパスポートは〆ることが出来そうです。
まだ行きたいところもありますが遠方ばかりなので諦めます。

総まとめはそのうち書きます。




さあ、今夜はこれ。





2013 ミシェル・トリノ シャルドネ
  (アルゼンチン、シャルドネ種、白、千円未満)


香りはパイン、パッションフルーツ、レモンなどの柑橘、ナッツや木の香り、
クリーンです。


味わいはきれいなフルーツで価格の割に厚みはそこそこ。酸はとてもシャキッとして
これまたきれい。オークの風味がちょっとしたアクセントになっています。

決して悪くはありません。価格的に割と良く出来ているので、次回の仕入れで何本か
取って置いておきましょうか。お客様の反応を見ながら継続するかどうか判断したい
と思います。

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ちょっとはまってきた

2014年12月10日 | 美味しいもの
最近はまってきました。

長崎市宝町にあるスパイシーカレーの店「なんば」。


今回は「鯛のカレー」いきました。




基本はイエローカレー(辛くない)で作るようですが、私が辛いのが好きなので
グリーンカレー仕様になっております。
写真手前のシメジやアーモンドスライスの下にあるのが鯛の身です。


やはり立ち上るハーブやスパイスが優しく、深く香ります。
具の鯛も甘みがあって美味しい。




あと、屋台風から揚げの中から「丸ごとポテト」に「玉ねぎ」も。

外は薄い衣でカリッと。中はアツアツです。


食後に面白そうだったので「ベトナムコーヒー」を。








何も知らずにオーダーしたら、練乳がカップの底に!!!

最初は上澄みだけブラックで飲んで、途中から混ぜます。

一緒に奥さんがいたので甘くなっても飲み干せました、がひとりなら無理!
(甘いお茶系は苦手なんです、ブラックコーヒーしか飲みません)


意外とお客さんも入っていて、この日、カレーは途中で売り切れだったようです。

この価格設定で上手くいくかどうかよく分かりませんが、通って応援はしたい
と思います。上手く波に乗れば行列店となります。(味とこだわりは十分です)
混まないうちに行かれてみてください。


そしてこちらは・・・



中町にある「チャイ屋マドゥバニ」のビーフカレー。

食べた後に食道がスッとします。かなり中毒性の高いカレー。
長崎黒カレーだそうですよ。中毒性なら長崎でナンバーワンです。







さて、今夜のミュージシャンは長崎が誇る日本一マイナーなミュージシャンの
ラリラリピノ氏。(笑)


ジェードバインが見たくて(ラリラリピノ、オリジナル曲)


飲みながらピアノ曲を聴きましょう。


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豪雪のせいで

2014年12月09日 | サッカー
サッカーのtotoくじを買って、買って、買いまくって・・・・・


初めて1等が当たりました。





といっても「mini totoくじ」(5試合だけ当てる)ね。

totobigは買いまくっておりましたが、mini toto(ミニトト)は生まれて初めて
買いました。たった1口。100円です。




しかもくじ対象の試合「新潟-柏戦」が豪雪のため中止となり、この試合は除外され
ました。くじの対象試合が、5試合が4試合になったというラッキーさ。




1口100円が・・・2589円に。


ビギナーズラックとはいえ、すごくないですか?
競馬やボートの馬券とか生まれてこのかた買ったことがないので、ちょっとした驚きです。


この調子でtotobigで6億円も当たったらいいのに・・・ですよね。


もちろんですが、このtotoくじには今まで10万円以上は確実に突っ込んでおります。

2589円帰ってきても・・・・


まあ、そんなわけです。



日曜日に多分今年最後のげんこつ家を食べてきました。






染み入るように優しく素晴らしいスープでした。
食べてる途中に心がふわっと浮いて、涙が出そうになりました。

刹那のささやかな幸せでした。

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ジェードバインが見たくて

2014年12月08日 | 音楽
今夜はこれ。




2013 ベルフラワー ピノ・グリージョ
  (チリ、ピノグリ種、白、千円台)

香りは柚子、カボスなどの青い柑橘、青草、鉱物、石、白い花など。

味わいはさわやかですっきり。石やセルロイド系。そんな厚みもなく、酸はまずまず、
すごいわけでもなく何となく飲んでしまうタイプ。ちょっとストイックで弱いか。
どこかに「グリ」(灰色の何か)を感じる気もします。

これは採用できない・・・かな。ゴメンナサイ。

ラベルの花もジェードバインとかだといいのになあ。



さて、こんな曲を書いてみました。

ピアノの小作品で一発撮り。ぜひお聴きください。歌はありません。
部屋も私の姿(顔?)もお粗末なので、意図的に暗くして撮っております。

ジェードバインが見たくて(ラリラリピノ、オリジナル曲)



実はタイトルを何にしようか悩んだのですが、とりあえず適当に付けました。
「ジェ-ドヴァイン」は野母崎にある亜熱帯植物園(サザンパーク長崎)に咲く、
「ヒスイカズラ」のことです。とてもきれいな翡翠色の花です。(クリック)
思い付きでタイトルに。

実を言うと「長崎夜曲」にしようと思っていたのですが(何年も前から構想していた)、
誰かさんが先に作ってしまったので仕方なく変えましたよ。


どげんでしょうか。癒しになるとでしょうか。ちょっと恥ずかしい。


なお、私のYoutubeでの曲たち(クリック)です。日本一マイナーなミュージ
シャンなので、応援よろしくお願いします。

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久しぶりのお店

2014年12月07日 | 美味しいもの
矢上(東長崎)方面へお仕事。


ついでに・・・といえば考えられるのは「一昇軒」だね。


お医者達(何人も)からラーメンは自重するように言われて以来、確かに自重しております。

自重しないお店は千々石町の「げんこつ家」くらいなもの。でも遠いので滅多に行け
ないのでちょうどいいくらい。


何はともあれ久しぶりの「一昇軒」。


・・・・・


あれ?何か変わってるよ???






ラーメンが480円!


とりあえず入ってみた。


大将はいないけれど奥さんがいらっしゃいました。

私「何か変わっているみたいですが・・・」

奥さん「実は主人が腰を悪くしてしまい辞めました。経営も変わったんです。」

私「えっ! ラーメンの味も違うんですか?」

奥さん「はい、変わりました。私は店員として働いています。」


そんな訳ですごく驚き!?




さすればとりあえずは一番基本メニューから選ぶべし。

お昼のセットメニュー。500円、ワンコインでのラーメンとおにぎり。
ありがたい設定です。



やってきました。




・・・やはり違う味です。

確かに濃いめでダシ的あじわいはあります。どこかに酸味を感じます。
正直、私の好みとしては禁を破ってまで行こうと思う味ではありません。

「わげ」の時代や、かつての良い時の濃厚さ、泡立ちはありません。
奥さんはやや軽くなったと仰いましたが、スープの質、旨みが違ってきています。


ただ、お手軽価格にはなったので一般的な広がりを狙っているのかもしれません。
その路線もアリなのでしょう。

まだ一度だけなので、また間を置いて行ってみようと思います。
せっかく愛着のあった一昇軒、今後を追っていきたいと思います。

コメント (2)
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12月号配信

2014年12月06日 | ワイン ~2019年
昨日は久しぶりにブログをお休みしました。


必死にワインリストを書いて配信しておりました。
たまには真面目に仕事ばせんば!ですからね。

やっとほっとひと息つきながら飲んでおります。


当店のワインリストをご希望の方はこのブログの右側の「ブックマーク」のところで
「当店への入り口です」という所をクリックしていただきますと、メールアドレスが
出てきますので、そちらよりワインリスト希望の旨をお書きいただき、お名前と都道府県
(出来ればお好きなワイン等もおまけの気持ちで書いていただければ嬉しいです)を
ご記入の上お申し込みください。返信並びに添付ファイルかFaxにて配信させて
いただきます。
facebookをされていらっしゃる方は当店のページもありますので、そちらからでも
構いません。よろしくお願いいたします。

年末年始の華やかな飲みものとして、またギフトとしてとてもオシャレで喜ばれます
ので、ぜひワインをお求めいただきますようよろしくお願いいたします。



それにしても1年は早いものですね。
あっという間です。

昨年はクリスマス頃に忘年会のワイン会をやったけど、今年はどうだろ?
集まるだけでもいいからやってみたい気もします。
21日、22日の夜あたりどうでしょう。

持ち寄りでもいいし、お手軽価格のブルゴーニュ大会でもいいです。
考えておきましょう。



さて、今夜はこれ。昨晩から飲んでおります。






1997 ジヴリー レ・プレフェレ・デュ・ロワ・アンリ Ⅳ(ルモワスネ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2~3千円台)

「ジヴリー・アンリ4世」と呼んでいます。

ブルゴーニュとしては弱い年、97年。しかも土っぽく、力強く、野性味のあるジヴリ
地区ではあるもののどうだろうか?・・・という一抹の不安のもとに試飲です。


香りは軽めのイチゴやフランボワーズ、熟した柑橘やピール(皮)、そして肉や
スーボワ(森の下草)がガンガン出ています。キノコや枯葉、粘土など。

味わいは熟してとても優しい。さらりと入ります。疲れません。
時間とともに起き上がり、だんだん活力を増してきます。(寝てたのを起こすような)
酸はとてもきれいでフルーツに寄り添います。タンニンは細かく、こなれてきて
とても親しみやすい状態でしょう。時間とともに美味しさが出てきます。

「ちゃんと熟したワインを健全に飲める状態」だといえることでしょう。

ここまできれいに熟すと嬉しくなります。古酒入門としても、熟したピノ入門と
してもいけることでしょう。

この状態は少なくともあと2、3年キープできると思います。
とても美味しい古酒なのでぜひゲットしてください。
リストにも載せましたが、どこも出ないような価格設定にしておりますよ。


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カレー巡っております

2014年12月04日 | 美味しいもの
十八銀行本店の横、西浜町電停近くに「ムガル・マハール」というインドカレーの
お店がオープンしたようです。

もちろんまだ行っておりません。宿題ですね。
近々伺いたいと思います。



最近はランチパスポートでミランにて



チキンとナスの10辛、ハーフナン&ハーフライスが定番化しつつあります。
とうとうアミュプラザ店と大波止店、それぞれ3回コンプリートしてしまいました。




数日前ですが、ちょうど父の入院する大学病院へ行ったついでに、こちらへも行きました。


大橋町にあるフォルピーズカフェ。


スパイシーなカレーはひと時の清涼感。不安な気持ちを和らげてくれます。



オーダーはグリーンカレー。初めてでした。

オーナーのKさんとカレー談義。音楽も少し。楽しかったです。

でもこのお店の特徴は、スパイシーで優しく、オーナーの人柄が出た感じね。
「チキンカレーしっかり辛く!」というオーダーが一番かもしれません。


カレーに関してはまだまだ宿題があって、まだ探索しなくてはいけないところもあります。
「巡っております」ってタイトルに書いたけど、ぜんぜん巡りきれておりませんね。

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高チリに安チリ

2014年12月03日 | ワイン ~2019年
面白いワインが入ってきました。


チリの「コノスル」といえばとんでもないメーカーですね。

どうすごいかといえば「コストパフォーマンス多分・・・世界No.1」とさえ言え
そうなワイナリーです。


自転車のマークのヴァラエタルシリーズ。(基本)
オーガニック(いわゆる自然派)も出しています。

上のクラスのリゼルヴァあたりからとんでもないことになってきます。

さらに上はシングル・ヴィンヤード・シリーズ、そして最高峰20バレル・シリーズは
20樽の選ばれしワイン。(それでも2千円台)
このあたりは普通に3~5千円台の味わいがします。



頂点はピノ・ノワールに限り「オシオ ピノ・ノワール」というのが5千円台で
ありました。メチャウマです。



そこへ来て新発売になったのが「シレンシオ」という超プレミアムワイン。



なんと木箱入り!



開けてみましょう。





「ココ」と書いてあるのは小さな磁石が付いていて閉じるようになっています。


ファーストリリースで日本には300本入ったと輸入元よりうかがいました。
結構貴重です。ただし価格は半端ないです。1万円台後半、2万円近くします。


もちろん高いし、そう簡単には飲めません。
でもどんな感じなのかは、とても気になります。

チリのボルドー系で最高峰といえば「アルマヴィーヴァ」「セーニャ」等が浮かびますが、
コノスルだとそれらを凌駕する可能性は高いと思います。

コノスルがどこまで突き進むのか、この先見ていきたいと思います。

万が一、飲んでみたい方はご連絡ください。限定数ですが出来るだけ手配してみたい
と思います。




さあ、今夜飲めるのは安物の試飲でこれ。
現実に目を向けましょう。(笑)




2013 ムーチョ・マス カベルネ・ソーヴィニヨン
  (チリ、カベルネ・ソーヴィニヨン種、赤、千円台前半)

香りはブラックチェリーやカシス、しっかりくっきりと輪郭があり、ベリーフルーツ
がみなぎっています。ハーブなど青っぽさは多少感じますが、若さゆえ、土や革や
肉などは、まだまだ感じません。

味わいはしっかりと充実したフルーツが隙間なく満ちています。嫌味もなく若く
元気なフルーツで、輪郭もはっきりとしてきびきびした印象です。

特に特徴があるわけではありませんが、悪くありません。しっかりと美味しいです。
そして濃い割にタンニンは優しく、酸もほどほどで、きれいに寄り添っているんじゃ
ないかな。

ついでの時に入れてみましょう。


他にもお高いワインがゴロゴロと入ってきており・・・・・ヒェ~!!!
どなたか買ってやってください。


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出来るだけ行きたくないお店

2014年12月02日 | ワイン ~2019年

ここのランチ。




「ポンペランチ」という名が付いている。

見た目通りの味?かな。美味しくいただきました。


でも出来るだけ行きたくないお店。食べないですめばそれがいいお店。

・・・・・って変ですよね。

実は大学病院内にあるレストランで、父の見舞いに来た。

家族や自分自身が健康なら、まず来ることがないお店だから。



幸いもう退院なんだけれど、父が入院中の母の世話が大変だった。

親の弱っていく姿はさすがに悲しくなる。

しかし時間は戻らないし、止まってもくれない。

誰でも向き合って、噛みしめながら生きている。




さて、今夜はさわやかに白で。




2014 ムーチョ・マス シャルドネ
  (チリ、シャルドネ種、白、千円台前半)

レモンなど青い柑橘系の香りが中心。青草やミネラル、どこかにメロン。
あまりに若々しいのだけれどまろやかさもあるような香り。


味わいは白のヌーヴォー(ボジョレーは赤しか名乗れないので、マコンの名で出る
白のヌーヴォー)に近いイメージ。


溌剌とした若々しいフルーツに、若々しい酸、しかしそれは刺々しくはなく、
どこかまろやかさが包む。瑞々しいけれど芯のあるようなイメージ。

美味しいです。悪くはありません。

でも上はもっとありそうですが、これはこれでいけています。
若々しいさわやかさをしっかり味わえます。


まだいろいろと振り回されることも多いのですが、何とか新しいリストに着手したい
と思います。数日中に配信いたします。


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1秒で決まる

2014年12月01日 | 美味しいもの
長崎市宝町に出来たカレー屋さん「なんば」。


2回目です。


メニューがちょっと変わりました。


まず前回のがこちら。




そして今回はこちら。



「チキンカレー」のところが二つに分かれ「オリジナルチキンカレー」と
「鶏のマッサマンカレー」とになっています。
どれも価格が高めなのがちょっと泣きどころかな。



そして今回のオーダーは、前回すごく美味しいですよと店主が言った「海老の
グリーンカレー」を。


やってきました。




まず目の前に運ばれてきて、テーブルに置かれ、香りが立ち上がった瞬間です。

その香りを1秒嗅いで驚きを禁じえませんでした。

グリーンカレーはたいていどこのお店も「ペースト」を使います。
市販の有名なペーストも多いと思われます。
それだとたいてい似通ってしまうんです。これをお読みのみなさまの頭の中にある
典型的な香りです。


でも目の前のグリーンカレーは、そんな濃くギュッと固まったような感じを解きほぐし、
ハーブとともに優しく、立体的に、おおらかに立ち上ってきます。

やられました。心の中で笑顔を作りました。

海老はつみれになっています。



ガンガン食べてしまいました。

みなさんの想像するグリーンカレー(典型的なもの)の風味を遥かに凌駕すると思います。

素材にかなりこだわりを感じます。

また後日違うメニューにもトライしたいと思いました。


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