婦人之友社「主婦日記」。
これは、わたしのこれまでの手帳遍歴の中で、もっとも長い期間使った手帳です。そして今も使っています。時々、目移りして、他の手帳に手を出すのですが、いつの間にかこの手帳に戻っています。きっと、もともと主婦の視点で作られているので、現役主婦のわたしには使いやすいからだと思います。それも100年ほどの歴史があって、ほとんどスタイルが変わっていないというのは驚異としか言いようがありません!!
わたしの中で暫定1位の「主婦日記」。
前にも言いましたが、一つだけ不満があります。自由スペースが少ないこと。そこで、その不満を解消するために、+2冊のノートを使うようにしていることを、先のブログで書かせていただきました。
←黄緑のものが、「生活ノート」。赤いのが「インプットノート」です。「ほぼ日手帳」の付属のノートをカットして使っています。
その1冊目。「生活ノート(生活全般)」の中身がどのようになっているかを今日から少しずつご紹介したいと思います。
まず、最初のページ。
わたしがいつも立ち往生し、気持ちが落ち着かない、一番の原因は、必要な情報がすぐ出てこないということ。
「あれ、生命保険の証券番号は?」
「あれ、グンちゃんのファンクラブの会員ナンバーとパスワードは?」
「あれ、NHKのお客様番号は?」
「あれ、携帯のパスワードは?」
と、その度ごとに、あっちを見たりこっちを見たり。
頭の中にしまっておくほど脳のスペースもなく、手帳のあちこちに書いていると、訳が分からなくなり、生きていくのもいやになる。
ほとほとくたびれるわたし。
そこで、生活ノートの第1ページは、そんなそんな「日頃は使わないけれど、突然必要になる様々な番号や住所、電話番号」をまとめて書き上げています。
例えば、
ファンクラブの会員番号
生協の個人宅配のコース名、コード、電話番号
牛乳屋の電話番号
NHKのお客様番号
携帯パスワード
Skypeの番号、パスワード
e+の番号
携帯電話のパスワード
子供の学校の電話番号、住所
車検記録
生命保険の証券番号、コールセンター番号、証券の内容
自分や身近な人のメールアドレスなど
パソコンのID
外国から自宅に電話をかける場合の電話番号 などなど、
まあ、いろいろな分野に渡っていますが、どれも大切な情報。いざという時に、さっと取り出せるように書いておきます。
年の途中で、書いておいたほうがいいなと思うものがあったら、迷わず、空いているスペースに書き込んでおきます。来年のノートを作るときに、後から書いたものもきちんと仕分けして書けばよいので。
このように、まとめてここに書くようになってから、大変気持ちが軽くなり、さっと取り出せてとても便利になりました。
最後に、一言。
これらの情報は家庭内最重要秘密を含みます。本当は手帳にまとめておくと取り出すのに便利だけれども、手帳に書き込んで手帳とともに持ち歩くととても危険。「主婦日記には自由スペースがほとんどない」という点を逆手にとって、大切な情報を別のノートに書くことにより、手帳から切り離して、家においておくことができると考えれば、別ノートというやり方は有効な方法だと思います。
だから、この「生活ノート」は基本、持ち歩きません。でも、家では手帳のそばにおいておくか、手帳にはさんでおくことにしています。そういうわけで、「手帳+α」の一つになるのです。
次回は「生活ノート」2ページ目以降の紹介をいたします。