うちのマーさん、
基本、快活で明るくいたずら好き。
トンチンカンなことも多いけれど、
「なんたって90才だから」
「ちょっとボケてる」と自覚もあるご本人。
日々穏やかに過ごしてると思いますが、
ただ、着替えのこと、お風呂のことを言われると
結構怒るんです。
友人の母親もそうで、
老人にはそんな人が多いみたいです。
我が家でも、
お風呂に入るのを無理やり勧めると、
結局夫とマーさんの口喧嘩になっちゃうし、
洋服を毎日変えるよう勧めると、
またそこで口喧嘩に。
だから、
気持ちよく毎日が送れるように、
その点はあまり口うるさく言いませんでした。
お風呂に入らない母親を抱えた友人が、専門家の方から「少々着替えなくても、お風呂に入らなくても死なないから・・」と言われ、
気持ちが楽になったと言うのを聞いていたので、
この点はおおらかに受け止めようとわたしたちも思っていました。
ところが、
ケアマネから、
「施設の方で、いつもマーさん同じ服を着てるようだと言われてます」
とか
「ちょっと臭うこともあると言われてます」とか言われ、
かなりがっかりしたわたしたち。
いわゆるわたしたち家族がマーさんを放ってるんじゃないかというような言い方に聞こえました。
やんわり勧めても絶対頑として動きませんから
マーさんにありのままを言わざるをえません。
「お母さんがいつも同じ服を着てるって、言われてるらしいですよ」
「着替えて行かないとにおうって言われますよ」
ところがこれを聞いたうちのマーさん、
負けず嫌いな性格がムクムクと。
「そんなこと言うんだったら余計に同じ服着て行ってやる」っていう始末。
俄然闘志がわくようです(笑)。
「お母さん、わたしたちもちゃんとお母さんを見てないって言われちゃいます・・・」
ここまで言ったら、流石に「そうか〜」と思うみたいですが、
これも一時的なこと。
すぐに忘れてしまうんです。
すごく手強いから、
結局口うるさい息子や嫁にならざるを得なくなり、
朝、わたしたちが仕事に出かける前に、
起こして着替えさせるのですけど、
1時間くらい夫とわたしで口を揃えて言わないとダメでして、
そうやってやっと着替えても、
出かけるときにはいつの間にか前の服に着替えていたり・・・。
古くても、何日か着ていても、
マーさんがお気に入りで着やすい服があるんですね。
そんなこんなでマーさんとの攻防が激しくなっちゃいました。
そしてさらに悪いことには、
マーさんがデイケアに行くのを渋るようになったんです。
これはわたしたちが一番心配していたことです。
送り出しの時、
わたしがいないと、まずはすっぽかし。
玄関に迎えにきた施設の人に「用事がありますので、今日は休みます」と言っちゃったみたい。
昨日は、
内側からドアに紐をかけ、
鍵を開けて入ろうとしても入れないような状況を作っていました。
お迎えの人が入ってこれないようにしてたんだと思います。
思ったよりわたしが早く仕事から帰ってきたので、
マーさんの目論見は崩れました。
ただ、わたしも鍵を開けても紐がかかってるから入れず、
外からマーさんに大声で紐を外してくれるように頼むことになっちゃって。
もし彼女が眠ってしまってたら、
わたしは家に入れませんでした・・・。
その日、お昼ご飯を食べさせて、
いよいよお迎えが来る時間になったら、
今度は「行かない」を連発。
「前に休んだから」と無理やり出かけさせるわたし。
なんかね〜。
人それぞれこだわりがあって、
施設やケアマネももう少し緩やかに見てもらえないかなあと思います。
結構厳しいですね〜〜。
マーさんのことで疲れに疲れた1週間になりました〜〜。
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