最近、還暦を迎えた夫。
色々なことにコリコリするのは、若いときもいまも変わらず。
先日話題に取り上げた篆刻はもとより、
掃除機、ピカール、財布、ジョッター 、毎年何かにコリコリしてる。
そのコリコリ度は、これまでわたしのブログでも紹介してきました。
そして最近のコリコリは、「ザ・ダイエット」。
もうこちらがうるさいと思うほどに、
3食、「あすけん」に入れる献立をいちいち確認してくる。
万願寺とうがらしのソテーを見て、「これ何?」
「見たらわかるでしょ」。
はっきり言って「あすけん」が今おもちゃ化。
痩せるためにやってるのか、
「あすけん」に入れるの自体を楽しんでるのか、
だんだんわからなくなってきました。
周りはヘキヘキしてます。
そんな夫ですが、
数日前に、
誕生日ということで、
親しい方から超有名ケーキ店、パティシエ・エス・小山のバームクーヘンとクッキーなどの詰合せをいただき、
めちゃくちゃ喜んでました。
家族も、クッキーやカットケーキをお相伴にあずかり(めちゃ美味しかった〜〜)、
詰め合わせのメイン、
バームクーヘンは誕生日ケーキとしていただくことに。
さらに、「バースデーディナーは何がいい?」と聞くと、
開口一番「お好み焼き!」。
そういえば、去年もそうだったじゃん!
ギョッとしたのは他の家族。
いいの??
この日、
ダイエットは封印で、
自分の好きな甘いもの、粉物をいただくことになりました。
まあ、最近は頑張ってるから、
誕生日パーティくらいはいいよね〜〜。
夫の誕生日の日の夕方、
デイケアから帰ってきたまーさんは、なんだか超ハイテンション。
産んだものの本能的なものなのか・・・。
孫が「今日はお父さんの誕生日だよ」と伝えると、
「何も用意してない」と。
「ごちそうを用意してるからね」とわたしがいうと、
ホッとした顔をして「それで十分だね〜」と。
その後、突然、
「高原列車はラララララン行くよ〜」と大きな声で歌い出して、
なんだか還暦パーティの前座か余興みたい。
さらに「今日はなんの日?」が何度も繰り返し続き、
もう、今年の夫の誕生日会は、最初から混沌としている(笑)。
超ハイテンションで、
ずっと話してるまーさんと接してると、
なんだか訳がわからなくなって、
食事の準備をしてる息子もわたしもお互い顔を見合わせながら、
苦笑いから大笑いに。
大笑いしてるわたしたちを見て、ますますテンションが上がるまーさん。
昨年もそうだった・・・。
いやいや、今年の方がさらにレベルアップしてる!
↓昨年のブログ。
今年も夫の誕生日のお祝いの席だというのに、
まーさん、
「なんであんたみたいなのを産んだのか?」
「この日(誕生日)があったからあんたは生まれた」
「この日がなかったら生まれなかったのにね〜」
「あんたは誰を産んだ?」
「わたしは誰を産んだ??」
「あんた、60歳?まだまだだね〜。わたしなんて91歳!」
とにかく言いたい放題。
「こういうことばかり子供の時から言われ続けてる」とけろっとして、
まーさんに言い返してる夫・・・。
二人のやりとりを聞いてると、
「誕生日なのに良いの?」って思いそうだけど、
でも、これが二人の良好な親子関係だということを
長く連れ添ってるわたしも息子もわかってる。
言いたい放題の仲良しさんなんです(不思議な関係!!)。
そんなまーさん、
状況理解がどうなのかはっきりしないし、
不思議なのだけど、
最後には夫に向かって、
「60歳?まだ?若いね〜」だって!
この言葉が締め!
今回の誕生日会、
お好み焼きをたらふく食べて、


さらにバームクーヘンを、
イギリスに留学している方からいただいたアールグレーとともに
食した夫、


母親からの口撃を受けながらも、超幸せそう。
91歳で、ますます元気な生みの親であるまーさんと、
一緒に迎えられた還暦の誕生日、
感無量というところでしょうか。
わたしたちも、
毎年のごとくまーさんの爆走(年々バージョンアップしてる)で混沌とするけれど、
その混沌が楽しく、
一緒に大笑いできるのは感謝なことだなと思いました。
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