手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

最愛ロスの週末〜「2021・主婦日記」の第51週目〜 & 年末の片付けスタート!

2021-12-19 | 2021年の主婦日記
(↑仕事おさめの日、自分のために、大好きな牛蒡とちくわ、にんじんのかき揚げを作りました〜)






          


(お詫び:昨晩、間違ってこの記事の一部がアップされてしまいました。その時に「イイネ」してくださった方々、本当にありがとうございました。こちらで反映させていただきますね〜)


ネット上でも我が家でも、

ただひたすら犯人の考察をし続けた1週間。

『最愛』で明け、『最愛』で終わった週。


結局はこういう結末でした。

(ここからはネタバレになります)

はい、結論から言うと、

全くわたしや家族の考察は外れてました。

最終回直前、チラッと夫が「俺らの考察だとストーリーとして面白くない」と言ってたのが的を得てた。


やはりメインキャストの一人、

弁護士の加瀬さんが一連の犯人でした。

「絶対に犯人はやめて!」と思ってた人だっただけに

見終わった後は、悲しさばかりが募り、

「もう見ないぞ!」とまで思いましたけど、

一晩経って色々思い巡らすと、

この結論は「ドラマとしては至極納得」というところに落ち着きました。


その加瀬さん、

実は二つ目の事件だけに手を下していて、

最初の一つは無理矢理、お父さんの達雄に巻き込まれ、

さらに最後のはもみあった上の事故。


絶対にこの人であってほしくないと思う気持ちが強いあまり、

彼を計算にあえて入れようとしなかったわたしたちの完敗。

犯人をメインキャストと違うところで決着させようとしてたけど、

それじゃあ、伏線を回収できないものもあるし、面白くないのですね。


彼が一連の事件の関係者と考えると、

悔しいけどものすごくスッキリとストーリーがまとまります。

これまでの彼の一言一言が、全て結末にうまく繋がってくる。

全く話が破綻せず、伏線も回収、

それはそれはお見事というしかないです。


このドラマのキャッチコピー「真相は、愛で消える。 」、

「全ては、愛するがゆえに。」、

やはりここにとどまって考察をすべきでした。


わたしたちは、登場人物にかなり感情移入しちゃってましたから。


ただただこの事件、渡辺康介が悪く、

その父(昭)も父。

息子のやったことを「ちょっとしたいたずら」と言ってしまうわけで、

倫理観の欠けた親子が招いた皆の不幸。


ドラマの出来の良し悪しを無視したら、

あの最初の事件の夜、

達雄さん(梨央のお父さん)が事件を隠蔽しようとしなければ、こんな悲劇の連鎖は

起こらなかったですよね。

若かったけれど、弁護士として活躍していた加瀬さん、

必死に警察への通報を勧めました。

けれど達雄さんの勢いに飲まれ、共犯者となってしまう。

ここに悲劇は始まるのです。

彼は、秘密を持つことで、梨央や優から離れられなくなるわけです。

もちろん彼自身が、

自分の境遇と彼らを被らせたがゆえに

彼らを放っておけなくなり

彼らの夢を一緒に実現したいと思い、

「同じ船に乗った」わけですけど、

ドラマとしては成り立たなくても、

あの時、ちゃんと警察沙汰にしておけば、

第二、第三の事件は起こらず、

苦しむ人も減ったわけで・・・。

達雄さん、いくら最愛の娘と息子のためと言えど、

他人である弁護士を無理矢理巻き込み、

彼の人生まで潰すことになるというのは悲しすぎると思います。


加瀬さんが、長年梨央に寄り添いながら、

彼女と恋人関係に発展しなかったのは、

彼がいわば彼女らのお父さん代わりになってしまっていたからでしょう。


これも何だか切ないです。


優ももう隠れないで生きると公言し、

新しい人生を生き始めているし、

後藤さんも警察に行って正直に真実を語ると梓に言っているのに、

これから彼と大輝は重い十字架を背負う日々になります。


彼は弁護士として今後仕事はできず、

どうやって生きていくのでしょうか。

頭の良い、優しさだけでなく強かさを持っている彼だからこそ、

創薬事業が軌道に乗っているのをニュースで知って喜び、

それを自分の活力としながら新しい人生をどこかで送っていくのでしょうか。


また大輝と梨央は結ばれるような結末になり、

二人は幸せそうに見えますが、

急にいなくなった加瀬さんのことは、

二人の間の暗黙の了解として語ることなく過ぎていく、

大輝が捜一に戻ったことでさらにそうせざるを得ない状況が続くわけで、

これもとてもやるせない。

薄々勘づいている梨央も、

同じ秘密を抱えながら生きていくことになるのですし・・・。


彼ら4人(梨央・優・大輝・加瀬)が、

いつの日かまた笑顔で出会うことがあってほしい、

ドラマを観る側だったわたしたちは、

ただただそれを祈り願うだけです。


そんななんともやるせなく悲しい結末でしたが、

事件の詳細は、加瀬さんの記憶の中で明らかになるだけで、

大輝と加瀬さんの電話でのやりとりの中でも、

加瀬さんが「自白した」わけではなく、

姿をくらました加瀬さんを

警察もあえて探そうとしない状況にあったのは良かった、

そう思います(桑子だけは執念深く探すかもしれませんが・・・)


作り込んだ脚本、

見事な演出、

美しい映像美、

宇多田ヒカルのエンディング、そして挿入歌の妙、

それぞれの持ち味を遺憾無く発揮した俳優陣。


最近のドラマの中で最高クラスの出来であったことは、

わたしがいうまでもなく、

そういう評価がどんどん出てきていますね。


前も言ったかもしれませんが、

是非、こういうのを世界配信にしてほしい。

日本の美しさも存分に伝えられるしね。


ここ最近は、

『ドクターX』や『相棒』などの一話完結のスーパーヒーローのドラマばかりしか見てこなかったわたし。


日本のテレビドラマ、

これからは制作スタッフの名前も事前にチェックしつつ、

もう少し幅広く見ていきたいなと思いました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


仕事おさめの週末、

台所の引き出し5つを見直し、中のものをかなり処分しました。

昔から大事にとってた「お薬手帳」「古い通帳」「古いショップカード」

「結婚前のクレジットカード」など、シュレッダーをかけて。

そしたら、引き出しから見つかったのは??

まーさんが息子の高校入学のお祝いにくれたご祝儀袋。

中を見たら、なんと万札が入ってた!

大事にとっておいたんだった・・・・(忘れてた)

思わぬ諭吉さん、息子の部屋の机の上に置きました。


幸先の良いスタート??!


わたしも夫に負けられない。

いよいよ、わたしの断捨離週間が始まります。




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