アマゾンプライムで見始めた韓国ドラマ『怪物』。
2021年韓国のペクサン芸術大賞で三冠を受賞したサスペンスドラマです。
韓ドラファンの方なら既に視聴済みかもですね?
題名通り、
正直、気持ち悪いストーリーです。
わたしが知ってる俳優が出ているわけでもなく(ただわたしが知らないだけで、韓ドラファンなら分かる有名な方かもしれません・・・)、
ただただ、題名に反応し、怖いもの見たさで見始めたのですが、
賞を総なめしただけあって、
かなり作り込んだ秀作であると思いました。
すごく韓国っぽい!
おどろおどろしさも!
暗さも!
20年ほど前の主人公の妹の死、
その後の連続殺人事件と不可解が不可解を呼ぶ・・・。
見ている側としては、犯人探しも面白いけど、
映像の撮り方も興味深い。
印象は、ドアップの映像が多いなということ。
その人の表情が結構長い時間アップにされることが多く、
さらにそれがかなりのドアップ映像なので、
ちょっとした口角の上がり下がり、
目の動き、細さ、大きさ、
表情筋の動きなどがとても繊細に出てきます。
表情豊かな顔のドアップというよりは、
すっとした無表情な中に、細かい部分的な表現があるという感じ。
俳優陣が上手いということでもありますね。
主人公、メインな人たちも、
いわゆる’いい人’ではなくて、
一物も二物もある人物ばかり。
何かを企んでる、何かを隠してる、そんな顔をしてる。
お互いがお互いを騙してるというかね。
でも、
そんな人間関係の中で、
不思議なことに互いに一定の信頼感情があるというのが、
なんとも言えず面白い。
生身の人間って、実際こういう感じなのかな。
元々女性はほぼ二人くらいしか(被害者などは別にして)出てこないのですが、
特にマニャン焼肉店を経営しているユ・ジェイ役のチェ・ソンウンがいいなあ。
暗いドラマの中で、ふわっと白い花が咲いてるような存在。
キレイな人です。
韓国ドラマ、
表現の仕方が好きか嫌いかは別にして、
人間を描くのがうまいなあ〜と改めて思いました。
ごく最近のドラマなので、ネタバレはご法度。
内容はこれくらいで。
実はわたし、今このドラマの佳境部分を視聴中。
最後まで行きついてないんです〜。
でも、
あまり日々こればかりを見ていると、
夢に出てきそうで、それも怖いわ〜〜。
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