〇 「むかし背嚢(はいのう)いまリュック 詰めてよろける泪橋」「ご隠居、何を言いたいんですか。兵隊にとられたお兄さんの事でも思い出したんですか」
〇 「涙ながらに住まいを追われるガザ地区の人びとを見ていたら争うことの虚しさが急にこみ上げて来たんだ」「そういうことですか。パレスチナ側の100万人が右往左往していますからね」
〇 「憎しみの木は育つが幸福の果実は永久に生らない」「ご隠居、まるで旧約聖書を読んでいるみたいですね」
〇 「ガザ地区から地下トンネルを通ってイスラエルを攻撃してるらしい。ハマスは神出鬼没だな」「ゲリラ作戦ですね、だけど地上侵攻されたら対抗できないでしょう」
〇 『アメリカはイスラエル支持だけどガザ地区の占領には反対してる」「そりゃそうでしょう。人道を保てるかどうか、厄介ごとを抱え込むだけですからね」
ホントに聖書の中のようです。
ウクライナにロシア。
イスラエルにハマス、戦争が続きますね。
拡大しないで、早く終結して欲しいです。
戦争は一つ起ると連鎖的に続きますね。
いやですね、まだあとがありそうで不安です。
貯った兵器を消費する思惑もまじるから厄介です。
しかし、今月のNHK「映像の世紀バタフライエフェクト」では、ロレンスは、英雄と呼ばれながらも、アラブを裏切ってしまった激しい罪悪感にさいなまれる余生を送ったことを知りました。
歴史的には、長い間、このイスラエルの地では、ユダヤ人とアラブ人は仲良く暮らしていたそうです。
しかし、ロレンスの裏切りが、現在のパレスチナ問題を引き起こしてしまいました・・・そう、対立の火種を持ち込んだのは、「砂漠の英雄ロレンス」だったのです!
しかも、英国がこの裏切りをアラブ人指導者に通告したときの通訳がロレンスだった、というのをこの番組で始めて知って、歴史の皮肉を感じました。
NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」はぼくもよく見ますが、この回は見逃していました。
そうですか、アラビアのロレンスのアナザーストーリーですね。
アラビアのロレンスを英雄に描いた映画が大評判でしたよね。
たしかに欧米サイドから見ての英雄で、真実を誤認させますね、
よく西部檄が引き合いに出されますが、現在のパレスチナ問題はアメリカのマッチ・ポンプ的な臭いが強いですね。
CIAはいたるところで紛争を仕掛けて兵器を消費するわけです。
ウクライナへの供与も大ごとにならない程度に継続して延々と兵器産業を儲けさせる。
いつも被害をこうむるのは平和に暮らしたい市民で、ガザ地区の人びとが可哀そうでたまりません。